
福岡県在住の70代女性・Kさんには、65年以上も前の「忘れられない思い出」がある。
それは、小学校1年生の冬。繁華街に出かけた彼女は、一緒にいたみんなとはぐれてしまった。
どうにか自力で帰ろうとしたのだが、歩き続けるうちに疲れ果ててしまい......。

繁華街でお姉さんたちとはぐれてしまって...(画像はイメージ)
<Kさんからのおたより>
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小学校1年生のお正月、近所のお姉さん達と一緒に繁華街まで遊びに行きました。
しかし、そこで皆とはぐれてしまったのです。
お金は1円も持っていなかったので、循環バスに乗って来た記憶を頼りに歩き続けたのですが......。
あの時、助けてもらえなかったら...
だんだん日も暮れてきて、疲れてしまった私は、どうしていいか分からずに、公衆電話ボックスの裏で泣いていました。
そこに男の人が声をかけてくれて、住所を聞き、乗るべきバスを教えてくれたのでした。その上、バス代までくれました。おかげで何とか家に帰ることができました。
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電話ボックスの裏で泣いていたら...(画像はイメージ)
もう65年も前のことですが、忘れたことはありません。
あの時助けてくれなかったら、どうなっていたことか。考えただけでも身震いがします。本当に有り難いことでした。
ここで改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました!
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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