トヨタ自動車のロゴマーク(EPA時事) トヨタ自動車の北米統括会社は23日、米ウェストバージニア州の工場に8800万ドル(約125億円)を追加投資すると発表した。次世代ハイブリッド車(HV)向けの駆動システムの生産ラインを新設する。今回の追加投資によって、同工場への総投資額は28億ドルを超える見通しだ。
新たな生産ラインでは「ハイブリッドトランスアクスル」と呼ばれる、エンジンとモーターの力を効率良く車輪に伝えるための部品を組み立てる。2026年後半から生産を開始し、将来的にトヨタやレクサスブランドのHVへの搭載を予定している。