「のだめカンタービレ」朗読×オーケストラの公演開催、朗読はTVアニメキャストが担当

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2025年04月24日 18:01  コミックナタリー

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「『のだめカンタービレ』Story Live Orchestra」ビジュアル
二ノ宮知子「のだめカンタービレ」より、朗読劇とオーケストラを掛け合わせた公演「『のだめカンタービレ』Story Live Orchestra」が、7月30日・31日の2日間、東京・東京オペラシティコンサートホールで上演される。

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「『のだめカンタービレ』Story Live Orchestra」では、「R☆Sオーケストラ」の結成からコンサート成功までの物語を原作に沿って再現。クライマックスは「ブラームス交響曲第1番ハ短調Op.68(全楽章)」が演奏される。朗読劇はオリジナル脚本で、TVアニメで野田恵役を演じた川澄綾子と千秋真一役の関智一による音声が、原作イラストとともに展開される。オーケストラ公演の演奏はタクティカートオーケストラが担当。演出は劇団おぼんろ主宰の末原拓馬が務める。末原からはコメントが到着した。

チケットは通常チケットとチケットホルダーが付属する特典付きチケットの2種類。オフィシャル先行受付とKiss(講談社)の読者先行受付が、明日4月25日から5月11日まで行われる。いずれも抽選だ。また子供文化芸術活動支援事業として、6歳から18歳までの子供を無料で招待。保護者は半額で鑑賞可能となる。無料招待の受付は6月2日10時から実施。こちらは先着順で、予定枚数に達し次第受付終了する。詳細は特設サイトを確認しよう。

■ 末原拓馬(演出)コメント
まさか「のだめカンタービレ」を自分が!?と、最初は驚きました。
でも、原作を読み返すうちに音楽と物語の呼吸がぴたりと重なる瞬間の美しさに心を動かされ、のだめと千秋と共にひとつの演奏会を創り上げられたらどんなにか素敵だろうかと思うようになりました。音楽家の両親に育てられながらなぜか演劇家になったという絶妙なグレ方をした自分にとって、なんだか運命的なものを感じてみているのも事実です。

この公演のクライマックスは、『ブラームスの交響曲第1番』。みなさまはR☆Sオーケストラのコンサート会場にいらした観客たちとして、この壮大なる楽曲をお楽しみいただきます。
ベートーヴェンやチャイコフスキーほど聞き馴染みのある旋律ではないかもしれません。我々は、コンサートの準備を進めるR☆Sオーケストラの様子を眺めながら、千秋とのだめに誘われ、この曲について知り、ブラームスの人生を追体験していきます。ブラームスはこの楽曲を作るのになんと驚くべきことに20年もの歳月を費やしています。その間の彼の葛藤、苦悩と執念、決断について僕らは目一杯想像しながらこの公演に挑んでいます。

両親の愛を存分に受けることのできない家庭に生まれ、愛への渇望が音楽となったブラームス。彼は師であるシューマンの妻クララに恋心を抱き彼女を思い続けながらも生涯結ばれることはなく、最後は孤独の人としてその一生を終えました。その孤高の才能が遺した音楽、生き様、は、必ずや我々や、のだめ、千秋に何かを与えてくれるのだと思っています。

どうかこの公演が、あなたにとって大切なものとなりますように。

■ 「のだめカンタービレ」Story Live Orchestra
日程:2025年7月30日(水)開場18:15 開演19:00、2025年7月31日(木)開場13:15 開演14:00/開場18:15 開演19:00
会場:東京都 東京オペラシティコンサートホール

朗読:川澄綾子、関智一ほか ※事前収録した朗読を使用
演出:末原拓馬(おぼんろ)
管弦楽:タクティカートオーケストラ
指揮:岡本陸

(c)二ノ宮知子・講談社/『のだめカンタービレ』Story Live Orchestra製作委員会

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