docomoは2017年からDAZNとの協業を進め、『DAZN for docomo』をはじめとしたサービスを展開。しかし、DAZNが毎年のように値上げをすると、それに伴い、docomoのプランも値上げとなった。齋藤副社長は「DAZNと契約したくても高いと思っている方が世の中には多いと思っています。いろいろな方と雑談をしていても金額が上がる過程でやめた方が相当数いて、それはdocomoの中にもいますし、他キャリアの中にも相当数いらっしゃったと思います」とインパクトの大きさがあったことに言及。「そういうお客様に、もう一度DAZNを見ていただいて、スポーツの楽しみを味わっていただきたいです」とし、今回の新プランについては「キャンペーンではなく、固定で入っているプランと考えてもらいたい」として、仮にDAZNが値上げとなった場合も「今のところ、DAZNが条件を変えたから追随して値段を変えることは考えていない」と、これまでの『DAZN for docomo』とは違うものだと断言した。
一方、DAZN Japan Investment合同会社の笹本裕CEOは、現在はKDDIなどからもDAZNに加入出来たり、ABEMA de DAZNといった他プラットフォームとの協業については「変更はありません」としつつ、今回のようにプランとして無料になることをdocomo以外のキャリアで展開することは「ありません」とこちらも断言している。