スピードスケート男子で22年北京オリンピック(五輪)500メートル銅メダルの森重航(24=オカモトグループ)が24日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で26年ミラノ・コルティナ五輪研修会に参加した。
代表候補147人が18年平昌以来8年ぶりに、一堂に会した。初出場の4年前は、コロナ禍のためオンライン開催で「前回は全く何も知らない状態で臨んだ」と振り返る。
この日は、ブラインドサッカーなどでフィギュアスケート、カーリングなどの選手とチームを組んだ。「他競技と交流することで、緊張もほぐれて、レース結果も良くなる。事前の心構えをつくっていければ」と歓迎した。
座学では「五輪コンセプトを考える時間」もあり、自身は“積み重ねは何かにつながる”と設定した。結果が出ない時でも「諦めずにやってきた」ことで、前回は3位に入った。「何かを積み重ねていれば、スポーツに限らず、勉強やっている人とか、いろいろな人に通ずるものがあるのではないか」との持論を展開した。【飯岡大暉】
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