プレーオフのスペシャリストが、チームを勢いづける。バスケットボールのB3新潟は、B2昇格をかけたレギュラーシーズン上位8チームによるプレーオフの1回戦(26〜28日、香川・高松市総合体育館)で、香川と対戦する。決勝に進出すれば昇格が決定。Cファイ・パプ月瑠(37)はプレーオフを勝ち上がって優勝した経験が3度ある。大一番の勝ち方をチームに注入する。
ファイのテンションは高い。「またこういう時期が来た感じ」。香川戦に向けた練習では、普段以上に体を張ってリバウンドに飛び込む。守備では率先して大声で指示を出す。鵜沢監督が「あれだけ気持ちを見せてくれれば、ほかの選手にもいい影響がある」と褒めるほどだ。
「プレーオフは一発勝負。ホームもアウェーも順位も関係ない」。bjリーグ時代の横浜BCで、12−13年にプレーオフを勝ち上がって初優勝。Bリーグでは17−18年に福岡、22−23年は佐賀でB2プレーオフを制し、B1昇格を体験した。「大切なのはベテランの経験。うちはその点でプレーオフを知っている」。PG五十嵐圭(44)、SG川村卓也(39)ら実績十分のベテランが多いことをプラスに捉える。
その中で自身がすることは「やってきたことをやり切ること」。レギュラーシーズンでは外国籍選手の登録枠の関係で4試合ベンチ登録を外れた。それでも高いモチベーションで練習した。出場時間が短くても、常にリング下で体をぶつけた。「短期決戦はやり直しがきかない。ここで全部出さないと。プレーオフはそういう場」。チームのために培ってきたものを、全て出し切る。【斎藤慎一郎】
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