【ラグビー】日本協会がアジアラグビーへ謝罪要求 岩渕氏職務停止問題で「ガバナンス欠陥」非難

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2025年04月24日 21:59  日刊スポーツ

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岩渕健輔氏(2024年3月13日撮影)

アジアのラグビーを統括するアジアラグビー(AR)が副会長の岩渕健輔氏(49)を職務停止とした問題について、日本協会は24日、ARのダライ会長に対して公式謝罪を要求する方針を示した。


同協会専務理事を務める岩渕氏の問題ついて見解を発表し、国際統括団体ワールドラグビー(WR)の調査の結果、同氏の行動に違反がなかったことが結論づけられたと説明した。WRからARに対して「岩渕氏の復職を求める声明が発表された」と報告した。


同協会としては、ダライ会長に対して「岩渕氏への公式謝罪を求める文書を送付する予定です」と明かした。


日本協会の土田雅人会長(62)もコメントを発表。「ワールドラグビー主導による今回の独立した調査を通じて岩渕氏の名誉が回復されたことを、協会として嬉しく思います」とした一方で、「正当な手続きなく岩渕氏を一時的に職務停止処分とし、一方的なプレスリリースを発表したアジアラグビーの行動は、アジアラグビーにおけるガバナンス上の欠陥や透明性の欠如を示唆するもので、アジアラグビーの評判に悪影響を及ぼし得るものです」などと非難した。


岩渕氏をめぐっては、ARが2月24日に行動規範違反の可能性で、副会長の職務を一時的に停止すると発表。同27日に、WRへ経緯調査を要請していた。

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