アーセナル指揮官からファンへの要望「スパイク、すね当て、ユニフォームを持ってきてほしい！ 」　CLのPSG戦へ団結を呼びかける

　アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が23日、チャンピオンズリーグ（CL）のパリ・サンジェルマン（PSG）戦に向けてファンに団結を呼びかけた。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。

　アーセナルは23日、プレミアリーグ第34節でクリスタル・パレスと対戦。アーセナルは2度のリードを守りきれず、2−2の引き分けという結果に終わった。

　試合後、29日に行われるCL準決勝ファーストレグのPSG戦がこの試合に影響を与えたかを問われたアルテタ監督は、「そんな言い訳はしたくない」と主張。「2度リードしていたが、ベストなプレーはできていなかった。試合を完全に支配し、プラン通りに運ぶためのプレーと、局面における一貫性がなかった」とパフォーマンスが不足していたとの見解を示し、PSG戦に向けてファンに次のように呼びかけた。

「我々と共に戦ってもらいたい。だからスパイク、すね当て、そしてユニフォームを持ってきてほしい！ そして火曜日の夜はエミレーツ・スタジアムで団結し、最高の夜のひとつを過ごそう」

　また、中6日で挑むPSG戦についてアルテタ監督は、「今は精神的にも肉体的にも休息が必要だ。多くの選手がトレーニングを行えていないし、何人かの選手に復帰してもらう必要がある。彼らは何か問題を抱え、コンディションが万全ではない」とコメント。そして、「最高のムードを作り、可能な限りの準備をし、火曜日に素晴らしい夜を過ごすためのエネルギーを取り戻す。そのために今はいいトレーニングを積む必要がある」と意気込んだ。


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