今季限りで退団するデ・ブライネ[写真]=Getty Images
今シーズン限りでマンチェスター・シティを退団するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが、契約延長オファーがなかったことに驚きがあったとを明かした。イギリス『ガーディアン』が同選手のコメントを伝えている。
現在33歳のデ・ブライネは2015年夏にヴォルフスブルクからマンチェスター・シティへ移籍。これまでの10シーズンで、公式戦通算417試合に出場し、107ゴール177アシストを記録している。さらに6度のプレミアリーグ制覇や、2022−23シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献した。
デ・ブライネの現行契約は今シーズン終了後までとなっており、将来には大きな注目が集まっていたが、新契約のオファーは提示されることなく、今シーズン終了後の退団が決定した。そしてデ・ブライネは契約延長オファーがなかったことにショックを受けたか質問を受けると、「少しはね」と回答。「この1年間、誰からもオファーを受け取っていなかった。そして突然、決断が下されたんだ。もちろん少し驚いたけど、受け入れるしかない」と続け、残留を望んでいた様子をうかがわせている。
現在はメジャーリーグ・サッカー(MLS)や、サウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)のクラブなど、複数のクラブが関心を寄せていると伝えられており、さらにイギリス『スカイスポーツ』23日、アストン・ヴィラが獲得に興味を示していると報道した。
自身の今後については、「サッカーや家族のことを考慮し、何が最も理にかなっているか検討する必要がある。まだ高いレベルでプレーできると感じているが、もう少し状況がわかってから決断しなければならないね」と語っている。