4季連続となるラ・リーガからの降格を経験したバドリードのダルウィン・マチス(左)[写真は前節オサスナ戦のもの] ラ・リーガ第33節が24日に行われ、ベティスに1−5で敗れた最下位バジャドリードの2部降格が決定した。
後半戦に入ってからの14試合で1分け13敗、獲得した勝ち点は「1」という惨状のバジャドリードだが、同クラブに所属するベネズエラ代表MFダルウィン・マチス(32)にとっては4シーズン連続となる2部リーグへの降格となるようだ。スペインメディア『RELEVO』が伝えている。
マチスはグラナダに所属していた2021−22シーズンに降格を経験すると、2022−23シーズンには冬の移籍市場で加入したバジャドリードでもリーグ最終戦で降格。そして昨季はレンタル先のカディスでも降格と、異なる3チームで3シーズン連続の降格を経験していた。
そして今季、バジャドリードへの復帰を果たしたマチスだったが、チームは浮上できぬまま最下位を独走し、5試合を残して降格が決定。スペインでは過去に、1959−60シーズンから1962−63シーズンにかけてアルゼンチン人のホルヘ・ロベルト・ララスが4シーズン連続での降格を経験しており、マチスは今回、62年ぶりにその不名誉な記録に並ぶことになってしまった。
なお、マチスとバジャドリードは1年間の契約を残しており、今後の去就は不透明となっている。