【青葉賞予想】前走重賞組よりも1勝クラス組が優勢! 未勝利戦から参戦する馬は前走での内容に要注意

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2025年04月25日 18:15  netkeiba

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青葉賞に出走するレッドバンデ(撮影:下野雄規)
 今週の土曜日は、東京競馬場で青葉賞(GII・芝2400m)が行われます。

 過去10年の青葉賞は前走で重賞に出走していた馬は37頭が出走し3勝2着3回3着1回。意外にも前走が重賞だった馬は特筆するほどの成績は残していません。では、どのような馬に良績が集まっているのか。それは前走で1勝クラスに出走し勝利していた馬です。

 過去10年の青葉賞では前走1勝クラスに出走し1着だった馬は47頭が出走し、6勝2着6回3着7回となっています。前走でレベルがある程度高いレースで勝利し、近況のリズムに狂いのない馬が結果を残しているとも言えそうです。

 昨年の青葉賞の1、2着馬は1勝クラスを勝ち上がって挑んできた馬でしたし、23年の勝ち馬も1勝クラスを勝利していた馬となっています。今年の青葉賞でも前走1勝クラスを勝ち上がっている馬には注目したいところです。

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
前走未勝利戦(ただし、前走を0.8秒以上の差で勝った馬は除く)
[0-0-0-19]複勝率0%
該当馬:レッドバンデ
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。

 上位人気が予想されるレッドバンデが該当しました。

 データ対象の青葉賞はすべてGIIでの開催となっています。未勝利戦よりも遥かに格上のレースと言えます。よって、前走で未勝利戦に出走していた馬は、レースやメンバーのレベルの違いに戸惑って力を出し切れていないと考えられます。

 ただし、前走が未勝利戦でもそのレースを0.8秒以上の差で圧勝している馬は例外です。そのような馬はポテンシャルが非常に高く、能力もあるため地力の違いで上位争いに絡んでいると言えそうです。

 レッドバンデは前走の未勝利戦を勝っていますが、2着馬との差は0.5秒となっていますので、過去の傾向を踏まえると好走に期待するのは難しそうです。

 また、前走は勝負所から動く競馬となりましたが、今回の舞台は東京になりますので、前走のような走りをすると息切れする恐れもあります。しかも、相手は一気に強くなりますので、レベルの差に戸惑う可能性も否定はできません。

 前走の走りが評価されて人気になるのでしょうが、今回とは違う舞台での結果ですし、過去の傾向からも強く推すことはできません。ここは思い切って本馬の評価を下げて、馬券を組み立てることも一考したいところです。

 重賞レースの参考に、是非お役立てください。

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