東京芝は内枠に注 青葉賞は最内マテンロウバローズのイン突きだ

　金曜正午の時点で東京は芝が良、ダートが稍重。芝は開幕週らしい絶好のコンディションで、当然ながら高速決着になる。秋の開幕週に比べ、春の開幕週は逃げ先行馬の活躍が顕著。とりわけ下級条件は前が止まらない。枠は外がダメではないが、穴を出すなら内目の枠からロスなく運んだ馬だろう。ダートは地力重視。下級条件ならともかく、上のクラスは先行と差しが五分。力のある馬なら少々後ろからでも間に合う。

　同じく京都は芝ダートともに良。芝は昨秋から今冬にかけて使い込まれたが、JRA発表を見る限り、良好なコンディションとのこと。ならば東京同様の高速決着か。内回りはロスなく運んだ逃げ先行馬に注。ダートは基本的に前有利だが、ペース次第で差しも可。

　同じく福島は芝ダートともに良。芝はBコース替わり。内側が荒れてきたとのことだが、1200mと1800mはまだ内＆前有利だろう。ダートは小回りらしく、ある程度の位置で運んだ方がいい。

【注目馬】
東京11R・マテンロウバローズ…絶好最内枠なら理想的な好位インが確保できるはず。そして鞍上は内枠巧者の横山典弘騎手。直線でラチ沿いから抜け出す。

京都11R・ドンアミティエ…京都ダ1200mの2桁馬番では3勝クラス→オープン→オープンと3連勝中だ。今回は前走と同じ13番枠。ならば59kgでも負けられない。

福島11R・バシレウスシチー…福島芝1200mの内枠で要注意のビッグアーサー産駒。速い時計への対応がカギだが、絶好2番枠を利して上位争いに持ち込みたい。