年に一度の『Besiege』の奇祭「P1グランプリ」の第8回大会が開催! 伝統的な全身回転型パンジャン、パンダとマーマイトのキメラなど、予選Aブロックに出場する個性豊かなパンジャンたちをご紹介

0

2025年04月26日 12:00  ニコニコニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ニコニコニュース

写真

 『Besiege』という物理演算系シミュレーションゲームで年に1度開催される大イベント「パンジャンドラム最速王決定戦P1グランプリ」

 本大会は珍兵器として一部に熱狂的なファンを持つイギリス生まれのロケット推進式無人兵器パンジャンドラムをゲーム内で独自改良し、最速を競い合うたらちゃん(英国面)さん主催の『Besiege』名物企画。

 自慢の愛機を持ち寄ったパンジャン乗りたちによる熱い戦いが繰り広げられる「P1グランプリ」は毎年大きな注目を集めており、今年で8年目を迎える人気の恒例行事と化している。

 今回紹介するのは『Besiege』の名物企画「P1グランプリ」。2025年2月に実施された第8回大会の様子を実況解説付きで楽しめる動画。

 たらちゃん(英国面)さんがニコニコ動画に投稿した『【Besiege】第8回パンジャンドラム最速王決定戦P1グランプリ1VOICEROID実況』だ。

 今回は145名ものパンジャン乗りから応募のあった2025年の「P1グランプリ」より、予選Aブロックで熱い戦いを披露した6機のパンジャンドラムたちをご紹介する。

―あわせて読みたい―
・『Besiege』7年の歴史を持つパンジャンドラムの祭典「P1グランプリ」が今年も開催! 変形機構に蒸気エンジン、断頭台のアウラまでロマンとネタに溢れた機体が集った予選Aブロック出場パンジャンをご紹介

・『Besiege』最速のパンジャンドラムを決める奇祭が今年も開催! 熾烈な開発競争で生まれた尖りすぎている出場パンジャンたちをご紹介

最速目指すパンジャン乗りが集う「P1グランプリ」

 たらちゃん(英国面)さんが主催する「パンジャンドラム最速王決定戦P1グランプリ」は、物理演算系のシミュレーションゲーム『Besiege』を用いて行われるレースイベント。

▲画像はたらちゃん(英国面)さん投稿の『【Besiege】英国面に堕ちた茜ちゃんのパンジャンドラム縛り1VOICEROID実況』より

 このレースイベントの特徴は、レースの主役となる機体は全て“パンジャンドラム”をモチーフとした機体であること。

 パンジャンドラムはかつてイギリスで開発されたものの、狙い通りに動かすことが難しく不採用となったロケット推進式の無人兵器。インターネット上ではイギリス生まれの珍兵器として親しまれる存在だ。

 P1グランプリ出場者たちはさまざまなパーツを組み合わせて多彩な兵器開発が楽しめる『Besiege』の魅力を最大限に活かし、各大会のレギュレーションに合わせた独自のパンジャンドラムを制作。

 毎年特色の異なるレース会場を舞台に自爆もためらわない泥沼の激戦を繰り広げており、本大会はその第8回目の大会となる。

 なお、本大会は2025年2月15日にニコニコ生放送にて開催されており、本稿紹介『【Besiege】第8回パンジャンドラム最速王決定戦P1グランプリ1VOICEROID実況』では、同大会予選Aブロックの様子が収録されている。

今年のP1グランプリも伝統重視・速度重視・ロマン重視の機体が集合

 参加者たちが思い思いの改良を加えたパンジャンドラムで最速の座を競い合うP1グランプリ。第8回大会となる同イベントだが、やはり気になるのは参加者たちが開発するパンジャンたち。

 過去に開催された大会では史実とは大きく異なる進化を遂げたパンジャンドラムたちが登場しており、比較的史実に忠実な地上走行型はもちろんのこと、速度・火力・装甲など特定分野を追い求めた特化型。

 地上の走破性や耐久力の高さよりも、飛行可能区間での性能を重視した飛行型パンジャン。

 さらにはパンジャンドラムを新たな芸術の土台に変え、見た目に全振りした芸術点の高い機体など、さまざまな機体が大会を盛り上げてきた。

 本稿では145もの応募者から18機が出場したP1グランプリ第8回大会より、予選Aブロックに参加した6機のパンジャンドラムたちをご紹介する。

 予選Aブロック第1コースに選ばれたのは早くもパンジャンドラムの王道から逸れた外見をした「ジャンクボックス」

 片輪だけで走行する独特の形状が特徴的だが、複数のセンサーによって絶妙なバランスを保ち、海上走行も可能。しかし、片輪走行の影響でまっすぐ走らないという原作再現な不安要素の残る機体となっている。

 続く第2コースに並ぶのは予選Aブロックでは最も伝統的な形状が特徴的な「クラシッ君」

 全身を回転させる伝統的な形状が特徴的なパンジャンドラムだが、全身回転型の弱点である旋回性能を改善。さらに車体に着いたタルと車輪部分のパドルによって水上走行も可能で、古典的ながらなかなかにバランスの取れた機体となっている。

 第3コースに配置されたのはカラフルな機体が目を引く小型のパンジャンドラム「プクパン」

 走行速度と操作性に特化した小型の機体。機体の大部分が木製パーツで軽量のため水の中でも浮けるうえ、正面のスクリューを回転させることで水中を高速で移動できるという。

 第4コースに登場したのはあらゆる方向に性能を伸ばした万能なパンジャンドラム「CV45」

 無骨な見た目のこのパンジャンは速度を軸に操作性や防御力、攻撃力などもバランスよく伸ばした高性能機体。地上だけでなく水上走行と飛行性能も可能なガチパンジャンとなっている。

 第5コースには糖アルコールの一種イノシトールの構造式を模した独特な形状が特徴的な「イノシトールジャン」が配置。

 「イノシトールジャン」は機体上部に乗せた謎の物体が特徴的で、走行速度や操作性には劣るものの、上部の物体を展開すると先端にある火の玉が他の参加者を妨害する攻撃的な機体だ。なお、先端の火の玉は水に触れると消火される。

 予選Aブロック最後の機体となる第6コースにはこれまた独特の見た目をした「パンダ印のXO醤」が登場。

 たらちゃん(英国面)さんいわく「パンダとマーマイトのキメラのようなパンジャン」なこの機体。耳と機体後部には爆発する3つのマーマイトが仕込まれており、前後に攻撃可能。さらに遠距離への自爆狙撃も可能な攻撃特化の機体となっている。

 個性豊かな6機のパンジャンドラムが集まった「第8回P1グランプリ予選Aブロック。独特のコンセプトをもつパンジャンたちがどのような活躍をみせ、どのような結果となったのかはぜひ動画でチェックしてみてほしい。

 8回目の開催となった『Besiege』の奇祭「パンジャンドラム最速王決定戦P1グランプリ」。第8回大会にどのようなパンジャンドラムが参加し、どの機体が最速の称号を獲得したのか? レースの結末を最後まで見届けてほしい。

文/富士脇 水面

【Besiege】第8回パンジャンドラム最速王決定戦P1グランプリ1VOICEROID実況

https://www.nicovideo.jp/watch/sm44809571

―あわせて読みたい―
・『Besiege』7年の歴史を持つパンジャンドラムの祭典「P1グランプリ」が今年も開催! 変形機構に蒸気エンジン、断頭台のアウラまでロマンとネタに溢れた機体が集った予選Aブロック出場パンジャンをご紹介

・『Besiege』最速のパンジャンドラムを決める奇祭が今年も開催! 熾烈な開発競争で生まれた尖りすぎている出場パンジャンたちをご紹介



    ランキングIT・インターネット

    アクセス数ランキング

    一覧へ

    前日のランキングへ

    ニュース設定