
台湾では外国人個人旅行者を対象に、消費金5000元(約22000円)が当たるキャンペーンが開催されています。
何度も挑戦を繰り返してははずれてきたけど、ついに当選しちゃいました! やった〜〜〜!!
でも、もらったのは「一卡通(以下、iPASS)」。台湾南部の高雄MRTの開通とともに普及した交通系ICカードみたいだけど、台北を中心に過ごすとしても使えるの?
どんなお店で使えたのか、短期間の旅行で使い切るコツも合わせてレポしますっ。
【台湾の消費金キャンペーンって?】
このキャンペーンに参加できるのは、台湾(中華民国)以外のパスポートを持っている人で、台湾の滞在が3〜90日間、団体旅行ではなく、かつ台湾観光署の奨励補助金等を利用したツアーに当てはまらない旅客です。
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賞品は5000元相当の消費金。キャンペーンサイトへの登録時に電子マネーか宿泊割引クーポンのどちらかを選択できます。
旅行前に登録を済ませておく必要があり、完了すると抽選QRコードがメールアドレスに送信されます。台湾に到着したら、抽選カウンターに用意されているタブレットにかざし、参加する流れになってます◎
タブレットは日本語も選べるので、操作はとても簡単。
【当たった〜! けどiPASS?】
キャンペーン期間は2023年5月1日から2025年6月30日までと長く、私はこれまで何度も挑戦してははずれてきました。
今回もあまり期待せず、桃園空港で抽選に参加したんですが……なんと!
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「賞品を獲得」って出てきたんです! ついに、当たった〜〜〜!!
画面に書かれている指示通り、賞品引換カウンターへ進みます。
私は「電子マネー」を選択していたので、いつも使っている悠遊カードがもらえるといいなぁと思いながら並んでいました。しかし、もらえたのは一卡通こと「iPASS」。
カウンターに置かれている日本語の説明を読みながら、カードの詳細をチェックしてみます。
まず、1回の利用限度額は1000元で、1日の利用限度額は3000元。有効期限は90日。対象店舗はQRコードを読み取った先で調べられるけど、その中の「屈臣氏(watsons)」では利用できないみたい。
北部を中心に使うとなると、悠遊カードと比べて利用できるお店は少なめです。短期間の旅行で使い切るとしたら、コツがいりそうだわ。
【台湾の交通機関は問題なし。】
ひとまず、台湾の交通機関はほとんどこのカードで乗れるようです。桃園空港MRTも台北MRTも、このカードで問題なく乗車できました。
桃園空港から台北駅まで往復320元(約1408円)かかるので、これだけでもありがたい♪
【コンビニやスーパーでも!】
さらにファミリーマート(全家)やセブン-イレブン(7-ELEVEN)などのコンビニでも問題なく使えましたし、台湾で1番店舗数の多いスーパー「全聯福利中心(チュエンリエン)」でも買い物ができました。
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ファストフードだと、モスバーガーやマクドナルド、バーガーキングで使えるので、モスでランチもしてみました♪
残念だったのは、対象店舗に「50嵐(ウーシーラン)」というドリンクスタンドが載っていたものの、台北・西門町の店舗でタピオカミルクティー(波霸奶茶)を飲んだら使えなかったこと(涙)。
リストに載っているお店の中には、一部店舗が対象外になっている可能性がある点は注意したほうがよいでしょう。
短期間の旅行で使い切るコツは、店舗数の多いコンビニやスーパーで台湾土産をたくさん購入すること! 特に鉄道駅や観光地にあるコンビニは箱入りお菓子が充実していることが多いので、ねらい目です。
このキャンペーンも、残り期間があとわずか。台湾旅行の予定がある方は、ぜひ忘れずに参加登録してくださいね〜っ。
参考リンク:中華民国交通部観光署、一卡通
執筆・撮影:Yui Imai
Photo:(c)Pouch