【フローラS予想】注目のオークストライアル カギはロスを少なくコーナーを回れるか

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2025年04月27日 06:35  netkeiba

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フローラSに出走予定のロジャリーマイン(撮影:下野雄規)
 2着以内馬にはオークスへの優先出走権が付与される重要なステップレース。過去10年でこのレースをステップにオークスへと挑んだ馬は[1-3-1-36]。東京競馬場芝2000mコースは1コーナー奥のポケットからスタートし、およそ100m〜150mほど進んだところで大きく左にカーブする。いかにロスを少なくコーナーを回るかがポイントとなる。
 
◎ロジャリーマインは中山競馬場芝2000m3歳未勝利戦優勝馬。大外枠からのスタートで行き脚がつかず、後方からの競馬となったが前半1000m通過61.1秒のペースを嫌って向こう正面からロングスパート。そのまま外をまわりながらグングン加速し、残り200m付近で先頭に並びかけるとそのまま押しきった。高い心肺機能を見せた1戦でもあった。デビュー戦も青葉賞に出走するアマキヒにアタマ差まで迫る2着。この時は11.6秒、11.3秒、11.1秒と加速ラップに逃げ込みを図る同馬に最速の末脚で迫った。

〇ヴァルキリーバースはフリージア賞優勝馬。久しぶりの1戦で馬体重マイナス10kgには驚かされたが、それに加えてスタートで出遅れ、隣の馬に寄られたことで位置取りが後ろになってしまった。しかし、半マイル通過48.9秒というスローペースを嫌って3角手前までに2番手に進出。最後の直線では残り400m付近で先頭に立って、そのまま後続の追撃を封じ込めた。やや前進気勢に欠けるところがあるようだが、それは奥深さの裏返し。底を見せていない魅力がたっぷりだ。

▲ティラトーレはフェアリーS2着馬。前半3ハロン34.1秒、1000m通過57.3秒というハイペースを2番手で追走。4角先頭から逃げ込みを図ったが、最後はエリカエクスプレスの決め手に屈した。前走のクイーンCも3ハロン34.2秒、半マイル通過45.7秒というハイペースを積極的に追いかけたが、最後は失速してしまった。それでも悲観する内容ではなかった。速い時計にも対応できることは実証済。改めて見直したい。

△ブラックルビーは中山競馬場芝1800m3歳1勝クラス平場戦優勝馬。11秒台のラップが続くよどみない流れを好位で追走し、早めに前を射程圏内に捉えるとゴール前で抜け出した。昨年夏のデビュー戦以来となる実戦だったので、もう少し体重が増えてくれればよかったのだが、センスの良さを示した1戦でもあった。フェアリーS3着、クイーンC3着の△エストゥペンダ、フラワーC3着△ゴーソーファー、良い決め手を持っている△ドーギッドも展開次第であっと言わせることも。

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