釣り人が捨てたフグを保護 → ありえない量のエビを与えたら…… 「大笑いしてしまいました」と反響を呼んだ姿から1年後……保護主に話を聞いた

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2025年04月27日 20:18  ねとらぼ

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フグのてっちりちゃん

 釣り人に海に返してもらえず、その場に捨てられてしまったクサフグを保護。「てっちり」と名付けて、“あるエビ”をあげておなか一杯食べてもらう動画が2024年5月、YouTubeに投稿され話題に。ねとらぼの記事で紹介し、大きな反響を呼びました。ねとらぼ編集部は、保護主でYouTubeチャンネル「エマスちゃんねる / EMAS CHANNEL」を運営するもりぽこさんに当時の反響や「てっちり」ちゃんの現在について話を聞きました。


【画像】笑いと驚きの結果


●海の岩場で出会い


 てっちりちゃんと出会ったのは海の岩場。クサフグは、釣りエサを食べたり、鋭い歯で糸を噛み切ったりするため釣り人に嫌われており、場所的にも十中八九釣ってそのまま捨てられたであろうとのことでした。虫にたかられている状態でしたが、海水に入れると息を吹き返したので家に連れて帰ることに。


 その後、より良い環境の水槽に引っ越しししながら元気に過ごしていたてっちりちゃんですが、このとき少しだけ痩せてきたこともあり、食いつきのいいエビを与えることにしました。そこでもりぽこさんが車で向かったのは田んぼ。所有者の方に許可を得た上で、“推定1000匹”という大量の「ホウネンエビ」を捕獲。試しにてっちりちゃんがいる水槽に一気に投入した結果……?


 久しぶりの生きたエビに興奮した様子で、手当たり次第に食べていくてっちりちゃん! おなかがふくれてきたあたりで1度ホウネンエビを回収するも、まだまだ食べたりないといった感じで、もりぽこさんも「こいつ底なしか?」とびっくり。さらに同じ水槽にいる「マガキ貝」用としてあげたエビにも目をつけ、貝たちの輪にてっちりちゃんが乱入して食べるシーンも。そんな想像以上の食欲には、「てっちり横取りやめてw」「大笑いしてしまいました!」と和む声が上がり、また「ホウネンエビの存在を初めて知りました」なんて反応もみられました。


●飼い主のもりぽこさんにお話を聞く


 動画は現在150万再生を突破。食べっぷりがいとおしいと話題になったてっちりちゃんはその後どうなったのか。ねとらぼ編集部が飼い主のもりぽこさんにお話を聞きました。


――動画や記事には大きな反響が寄せられました。反響への感想を教えてください


もりぽこさん:反響の大きさに驚きました。普段見かける何気ない田んぼでも、覗いてみると(動画のホウネンエビのような)様々な生物が隠れていて面白いですよね。


――てっちりさんは現在、どのように過ごしているでしょうか?


もりぽこさん:現在は新たにペットたちを飼育するための家を借りたので、一緒に引っ越し作業をしています(笑)。


――チャンネル登録者やファンへのメッセージをお願いします!


もりぽこさん:いつも動画を見ていただきありがとうございます! これからも生き物の魅力を伝えるために、子どもから大人まで楽しめて、笑顔になれるような動画を作りますので、今後ともよろしくお願いします!


(了)


 アクアリウム水槽のデザインやレンタルなどを手掛ける「EMAS DESIGN」(神奈川県横浜市)の代表でもあるもりぽこさん。生き物やアクアリウムの動画・情報は「エマスちゃんねる / EMAS CHANNEL」のほか、Instagram(@emas_channel)とX(@emas_channel)でも発信しています。


画像提供:YouTubeチャンネル「エマスちゃんねる / EMAS CHANNEL」さん



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