マンCが3シーズン連続でFAカップ決勝進出!…タイトルかけて鎌田大地所属のパレスと激突へ

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2025年04月28日 02:41  サッカーキング

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FAカップ決勝進出を決めたマンチェスター・シティ [写真]=Getty Images
 FAカップ準決勝が27日に行われ、ノッティンガム・フォレストとマンチェスター・シティが対戦した。

 今シーズンが通算144回目の開催となる世界最古のカップ戦もいよいよ2試合を残すのみとなった。26日に行われた準決勝の第1試合では日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスがアストン・ヴィラを3−0で撃破し、9シーズンぶりに決勝へ進出。残る1枠をかけて、プレミアリーグでも上位につけるノッティンガム・フォレストとマンチェスター・シティが今シーズン3度目の直接対決を迎える。

 プレミアリーグで3位につけるなど飛躍の1年を過ごしているノッティンガム・フォレストは、3回戦でルートン・タウンを下すと、その後は3試合連続でPK戦を制してベスト4へ進出。粘り強い戦いを続け、1990−91シーズン以来の決勝進出へ王手をかけた。一方のマンチェスター・シティはシーズン中盤にかけて大不振に陥ったものの、FAカップではプリマス・アーガイルやボーンマスを撃破し準決勝へ。3大会連続の決勝進出を目指している。

 開始早々の2分にスコアが動く。相手を押し込んだ状態でボールを保持したマンチェスター・シティは、守備ブロックの内側へドリブルで侵入したマテオ・コヴァチッチがボックス手前中央にパス。リコ・ルイスが巧みなファーストタッチから右足を振り抜くと、グラウンダーのシュートがゴール左下隅に突き刺さり、貴重な先制点を奪った。

 最初のチャンスを生かしたマンチェスター・シティはボール保持率を高め、試合を優位に進める。攻撃時には左サイドバック(SB)のニコ・オライリーが中盤に立ち位置を移して起点を作り、右サイドのサヴィーニョが積極的にドリブルで仕掛けていく。対するノッティンガム・フォレストは20分過ぎにかけてプレスの開始位置を高めるが、得意のカウンター攻撃に繋げることはできず。決定機こそ作らせないものの、押し込まれる時間が続く。

 後半開始早々の46分、ノッティンガム・フォレストはカラム・ハドソン・オドイが左サイドを突破し、ゴール前に走り込むアンソニー・エランガのラストパスを供給。しかし、シュートは枠を外れ、決定機を生かすことができない。一方のマンチェスター・シティは50分、右サイドを崩してマテウス・ヌネスとコヴァチッチが立て続けにシュートを放つ。これは相手GKに阻まれるも、直後にオマル・マルムーシュのCKにヨシュコ・グヴァルディオールが頭で合わせ、リードを2点に広げた。

 その後はややオープンな展開となり、63分にマルムーシュ、65分にモーガン・ギブス・ホワイトの強烈なシュートがクロスバーを叩くなど、互いにチャンスを作り出す。攻勢を強めるノッティンガム・フォレストは80分、エランガが右から上げたクロスを起点にチャンスを作ったが、タイウォ・アウォニイのシュートはポストを叩き、ギブス・ホワイトのヘディングはGKシュテファン・オルテガに弾き出された。

 その後も試合を押し気味に試合を進めたノッティンガム・フォレストだったが、最後までネットを揺らすことができず。試合はこのまま0−2で終了し、3シーズン連続の決勝進出を決めた。5月17日に行われる決勝戦ではクリスタル・パレスと対戦する。

【スコア】
ノッティンガム・フォレスト 0−2 マンチェスター・シティ

【得点者】
0−1 2分 リコ・ルイス(マンチェスター・シティ)
0−2 51分 ヨシュコ・グヴァルディオール(マンチェスター・シティ)

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