約30匹の生き物と一緒に暮らす女性の動画がYouTubeに投稿され、そのギャップが「なかなかパンチある」「ハマる人いるんだ」「すげぇ」と注目を集めています。動画は記事執筆時点で7万8000回以上再生されています。
投稿したのは、YouTubeチャンネル「噛まれ丸」。かまれてもヘビが大好きだという噛まれ丸さんが、飼育している生き物などの様子を投稿しています。
そんな噛まれ丸さんは今回、飼育している30匹の生き物の“エサやりルーティン”を見せてくれるとのこと。30匹の生き物にエサやりをするには、どのくらいの時間がかかるのでしょうか……?
●30匹の同居人がいる女性
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20匹のヘビを筆頭に、約30匹の生き物を飼育しているという噛まれ丸さん。この日は週に1回のエサの日であることから、日頃、噛まれ丸さんがどんな感じで生き物たちにエサをあげているか紹介してくれるようです。
噛まれ丸さん宅では朝にエサをあげる生き物と、夜にあげる生き物がいるとのこと。まずは午前9時から、朝ごはん組にエサをあげていきます。
●朝ごはん組にエサをあげる
早速、爬虫類部屋に行くと、噛まれ丸さん宅にいる唯一のトカゲ・バナナスパイニーテールイグアナと、昼行性のヘビ・ラフグリーンスネークが朝ごはんをもらうべく、スタンバイしていました。まずは腹ペコなこの2匹のエサを用意していきます。
イグアナのエサは野菜を中心としたヘルシーなもので、小松菜をメインに、その時々で家にある野菜を入れているそうです。果物も好物ではありますが、野菜を食べなくなるのでおやつとしてあげているのだとか。
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切った野菜にコオロギやレンズ豆などのタンパク源を入れ、カルシウムパウダーをまぶせばイグアナのエサが完成です。早速あげてみると、大好きなミニトマトから豪快にかぶりつく姿を見せてくれたのでした。
続いて虫を食べるヘビ、ラフグリーンスネークのエサを用意します。栄養強化をしておいたフタホシコオロギにカルシウムパウダーをまぶしてケージに入れると、ひっそりと食いついていました。エサは週に2回くらいあげているものの、警戒心が強いため、エサをあげたらすぐに退散するのがルーティンなのだとか。
続いて庭にいる鶏の1種・烏骨鶏のお世話です。エサはなくなったら追加する方式だという烏骨鶏は、鳥インフルエンザが流行していないときは、外を時折散歩させ、雑草や虫などを好きに食べさせているそうです。最後にドロドロになっていた水を換えたら、烏骨鶏のお世話も完了しました。
●夜ごはん組にエサをあげる
夜8時、夜ごはん組にエサをあげる時間がやってきました。まずは20匹のヘビとフクロウ向けに冷凍のマウス、ピンクマウス、ラットを用意。必要な分だけお湯で解凍しておきます。
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続いてアカハライモリ用のアカムシを自然解凍し、解凍を待つ間にガーゴイルゲッコー(ヤモリ)用の人工フードを用意。コオロギもあげているので人工フードは少なめにしているというガーゴイルゲッコーのケージに霧吹きをしたら、お世話完了です。
その後はアカハライモリに解凍が終わったアカムシを与え、フクロウにはさばいたマウスとウズラを与えていきます。まずベンガルワシミミズクに肉を差し出すと、あまりにも空腹だったのか無言で黙々と、すごい勢いで完食したのでした。
続いてはヘビ用に少しあたためたマウスを2匹のオリーブパイソンに与えてから、6匹のボールパイソンにも与えていきます。ヘビのエサは体の大きさに合わせたものを用意しているほか、「エサを動かしたほうがいい」「動かさないほうがいい」「鼻先に押し付けられると食べる」などの個体差があるため、この辺りはヘビに合わせているそうです。
お次はナミヘビたちにエサをあげます。警戒心が強いモイラヘビにエサを置いたあと、拒食中のセイブシシバナヘビにピンクマウスをあげてみると、4カ月ぶりに食べてくれました。ホソツラナメラにもエサを置き、コーンスネークにもエサをあげ、噛まれ丸さん宅、唯一の国産ヘビ・ヨナグニシュウダにもピンクマウスを置いたら、ヘビのエサやりも完了です。
解凍してからエサをあげて、霧吹きなどの作業をして……と、全ての作業を終えるまでにかかった時間は1時間くらいだったそうです。日によってもっと時間がかかったり、かからなかったりするけれど、ヘビにエサをあげる日はこんな感じとのこと。生き物を飼育する際には知識に加えて、十分な時間が必要なことがよくわかりますね。
●「見ていて楽しい」「お世話お疲れ様です」の声
動画には、「は虫類好きだけど自分じゃまだ、飼育する勇気が出ないのでルーティン動画とか見るの好きなので見ていて楽しいです」「みんなかわいなぁ、お世話お疲れ様です」「ちゃんと小屋の手入れが出来ていて素晴らしいと思います。たくさん飼っていると餌やりも大変ですね」といったコメントが寄せられていました。
噛まれ丸さんはYouTubeチャンネル「噛まれ丸」とX(旧Twitter/@kamaremaru)、TikTokでヘビたちの情報を発信しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「噛まれ丸」
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