
子どもにとっておやつの時間は待ちに待った待望の瞬間です。そのため、一度始まると「おしまい」ができず、もっとほしいと訴える子も多いのではないでしょうか。漫画家のにくきゅうぷにおさんが描いた、おやつの時間の出来事がSNSで大きな共感を呼んでいます。
ある日のおやつの時間、3歳9カ月の息子『ぷにお』がおやつを食べています。お皿に入れられたおやつをぷにおくんが食べ終わると、お母さんから「もうおしまいだよー」と言われてしまうのでした。
この言葉にがっかりするぷにおくんですが、ふとテーブルの上に置かれたお菓子袋を見つけると「お母さん食べてない」「はいどーじょっ」と言い、お母さんの分のおやつを用意してあげる親切さを垣間見せます。その直後、ぷにおくんは「ちょっとはんぶんこする?」とお母さんに提案し、息子の親切さに喜んでいたお母さんは、つい「少しだけね」と応じてしまいます。
その後、結局ぷにおくんに追加のおやつをあげてしまったことに気付くお母さんですが、「みんなで食べるとおいしいね」と喜ぶぷにおくんを見て、怒ることもできずに悔しがるのでした。
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同作の投稿に対して「まさに年少の息子が同じようなかんじで、お菓子売り場にいくと”パパとママにも買わなきゃ!”って自分の好きなお菓子をカゴに入れてきます」「ウチの2歳息子も、チーズ食べる時に同じ手口使います」など、多くの親たちの“してやられた”経験を語る声があがっています。同作について、作者のにくきゅうぷにおさんに話を聞きました。
ーこの時、お菓子の袋は見えるところにあったのでしょうか?
普段はお菓子の袋は見えないところに置いて、小出しにおやつに出しているのですが、この時はたまたまテーブルに置いていました。
ーその後も同じ手口は使われましたか?どのような対策をされましたか?
はい、その後も同じ手口を使われました(笑)。「お母さんも食べよう!」と誘導されるので、対策としてお菓子をお皿に出すのは自分でやるようにしました。
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ー「してやられた!」と思った他のエピソードはありますか?
あります(笑)。コタツで座椅子のように私の膝の上に座っていた時「あ‥おなら出ちゃう…ぷっ」とわざとらしく言っていて「口で言っただけでしょ〜」と油断していたら、その直後にものすごい強烈な臭いのするおならをされて悶絶しました。「イエーイ!ドッキリ大成功〜☆」と喜んでいましたね(笑)。
(海川 まこと/漫画収集家)
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