世界最大の湿地帯を再現! 神戸どうぶつ王国の「カピバラたちの湿原〜Pantanal〜」が拡大して新エリアに

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2025年04月28日 16:40  OVO [オーヴォ]

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世界最大の湿地帯を再現! 神戸どうぶつ王国の「カピバラたちの湿原〜Pantanal〜」が拡大して新エリアに





 ゴールデンウイークに合わせ、神戸どうぶつ王国(兵庫県神戸市)が新エリア『Pantanal〜パンタナール〜』を公開した。昨年4月に開園10周年記念事業として作られた「カピバラの湿原〜Pantanal〜」を拡大拡張してリニューアルしたエリアで、“パンタナール湿原”を思わせるような景色が広がる。




 パンタナール湿原は、南アメリカ大陸の中央部に広がる世界最大級の湿地帯。大きな特徴は、雨季と乾季による水位の変化で、雨季には80%以上が水に覆われ、広大な湖のような風景が広がる。乾季になると、水が引き、草原や森、湖沼が入り混じった多様な景観が現れる。この劇的な変化が命のゆりかごとなって、多くの動物たちが暮らしている。




 今回の新エリアは、大小さまざまなヤシの木やシマトネリコなどの高木、ブラジルの国花「イペー」や南米に自生している「セローム」なども植栽して景観を再現。アメリカバクやカピバラ、クビワペッカリーなどパンタナール湿原に暮らす動物たちが共存し、西日本ではここでしか飼育されていないアザラアグーチも新たに仲間入りした。




 多様な動物たちが互いに支え合いながら生息地にいるように、複数種の動物たちが園内で自由に過ごす姿を楽しみながら、同時に、近年は人間活動によって深刻なダメージを受ける湿原の現状について考える機会も与えてくれる。入園料は、中学生以上2200円、小学生1200円、幼児500円、65歳以上1600円(全て税込み)。開園時間は、平日は原則10時〜17時、土日祝日は10時〜18時。関西以外の人も、大阪万博とセットで足を運んでみては?

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