2025年5月30日に公開される『呪術廻戦』劇場版総集編「懐玉・玉折」。4月28日に入場者プレゼントが発表され、その内容が大きな話題となっている。
本作の入場者プレゼント第1弾として配布されるのは、原作者・芥見下々描き下ろしの五条悟&夏油傑ビジュアルボード。「懐玉・玉折」編の中心となる2人が学生服を身にまとい、楽し気に笑顔を浮かべる様子が描かれたイラストとなっている。
原作コミックス第8・9巻で描かれる、まだ五条と夏油が学生であった頃のエピソード「懐玉・玉折」編。2人が辿る結末をここで書くことは控えるが、まさに2人が日々を謳歌する、たしかに存在した2人の青春時代を感じる1枚であろう。
今回の描き下ろしイラストを目にした際、2021年12月24日に公開された劇場版『呪術廻戦0』の入場者プレゼントを思い出した人も少なくないはず。
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入場者プレゼント第3弾として配布されたのは今回と同じく、五条悟と夏油傑の描かれたビジュアルボード。ただ今回のイラストとは対照的に、2人の見据える方向、2人の服装はそれぞれに異なる。そんななか2人の表情だけが類似するように見えてしまうことが皮肉的だ。
ちなみに劇場版『呪術廻戦0』は、その反響の大きさから入場者プレゼントが第5弾まで展開された。
第1弾として配布されたのは、芥見下々描き下ろしの番外編漫画が収録された小冊子「呪術廻戦 0.5 東京都立呪術高等専門学校」。原作『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』では描かれなかった、教師となった五条や乙骨憂太ら高専生の日常を垣間見ることのできる1冊だ。
第5弾で配布されたのは芥見下々によるビジュアルボード。描かれたのは里香とともに刀を振るう乙骨と、呪霊を従えた呪詛師・夏油が対峙する、原作のクライマックスとして描かれた場面であった。
このたび発表された入場者プレゼントは第1弾であり、現在第4弾までの実施が予定されている。五条と夏油の新たなイラストはもちろん、学生として過ごす家入硝子や七海建人、灰原雄たちの日常を目にできることを期待したい。
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(加藤かづき)
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