ABCテレビが7月22日に開催する『Q-1〜U-18が未来を変える★研究発表SHOW〜』 (C)ABCテレビ ABCテレビは、7月22日に開催される若者たちによる研究発表イベント「Q−1〜U-18が未来を変える★研究発表SHOW〜」2025年大会の準決勝進出チームを、28日に発表した。
【画像】4年連続MCを務める林修氏
ABCテレビと経済産業省がタッグを組んで始めた“Q-1プロジェクト”。次世代を担うU-18たちが、学校で教わる知識を飛び越えて、自らの興味や関心から“問い(Question)”を設定し、好奇心のおもむくままに研究に取り組み、導き出した研究結果(Quest)を9分間で発表する。“知の甲子園”とも言える大会(番組)だ
4回目となる2025年大会には、過去最多となる日本全国39都道府県にくわえ、アメリカからも応募があり、昨年の約2倍となる総勢293チームがエントリー。高校生だけでなく、小学生、中学生からのエントリーもあり、理数系分野のみならず、地域課題の解決、ビジネス提言など、多種多彩な探究が集まった。1次選考(書類審査)、2次選考(動画審査)を経て、セミファイナリスト16チームが決定した。
大会は7月22日、大阪・関西万博のEXPOホール「シャインハット」で開催。MCはこれまでの大会から引き続き、林修氏が務める。またテレビ朝日・ABCテレビ系列で放送予定。
【出場校と研究テーマ一覧】
・青森県立名久井農業高等学校
「環境汚染と健康被害を防ぐ農薬の泡散布システムの開発」
・青森県立名久井農業高等学校
「水資源を有効活用する節水型ミスト栽培システムの開発」
・宮城県農業高等学校
「桜色の未来」
・群馬県立高崎高等学校
「議論力を高めるためのフィードバックプラットフォーム」
・明治大学付属八王子高等学校
「発明で海のゆりかごを復活させたい」
・広尾学園高等学校
「複数日での観光地選択の最適化手法」
・東京都立立川高等学校
「カシノナガキクイムシの菌嚢の配置について」
・東京都立立川高等学校
「ビデオと電波を用いた流星の自動観測システムの構築」
・岐阜県立大垣北高等学校
「ふるさと岐阜のオオサンショウウオを守る!〜国産個体の生息地を交雑オオサンショウウオから取り戻すために〜」
・洛南高等学校
「捨てない未来の新エネルギー〜すべてのごみを資源に〜」
・大阪教育大学附属高等学校平野校舎
「視覚障がい者の数学教育と空間図形を考える〜すべての個性が生きる社会へ〜」
・兵庫県立姫路東高等学校
「豪州NSW州南東部Bingi Bingi Point複合深成岩体のマグマ分化末期の環境―露頭調査と角閃石の波状累帯構造の解析に基づいて―」
・岡山県立倉敷天城高等学校
「ハサミでガラスをキレイに切断する方法」
・愛媛県立西条高等学校
「食塩由来のセスキ炭酸ナトリウム化学合成〜TR法を用いて〜」
・鹿児島県立国分高等学校
「硫化水素濃度の簡易測定法の開発〜全国の中学校の硫化水素による実験事故を未然に防ぐ〜」
・学校法人池田学園 池田高等学校
「『石川日記』と『弘前藩庁江戸日記』をつなぎ江戸時代の天候を復元してわかったこと―独自の復元方式(池田方式)の検討―」
<特別出場枠>
第10回待兼山会議(大阪大学大学院国際公共政策研究科主催)成績優秀者
・神戸市立葺合高等学校
「避難所におけるLGBTQ+への適切な支援のために インクルーシブ避難所運営訓練」