
海外の人と楽しく会話したい!という思いから、かつては積極的に英語を勉強していた私。留学経験もありますが、今は長らく英語学習から遠ざかっています。
そんな私に、英会話のアプリを試してみませんか?というお誘いが。なんでも、アプリでAIと対話しながらリアルな英会話が学べるんですって〜!
それなら、英語に触れるのが久しぶりでも自分のペースで進められるかも。というわけで、英語学習にブランクがある私が、1カ月間実際に体験してみました!
【英語が久しぶりでも大丈夫!】
まずは現在の私の英語力についてご紹介すると、英語で買い物したりカフェで注文したりはできるくらい。シンプルな英語で自分の意思を伝えてコミュニケーションがとれる程度ですが、ここ数年は英語を話す機会もほとんどありません。
そんな中で今回体験するのが、英会話教室でおなじみの英会話イーオンが提供している「AI Speak Tutor 2」というAI対話型の英会話学習アプリ。
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いろんな場面設定でAIと英会話のやり取りを行うことで、正しい発音や表現を学べるんだそうです。久々に英語に触れる身としては、周りの目を気にせず話せるってありがたいわぁ。
【1日1レッスン続けてみます】
さっそく始めてみると、まずはAIレベル診断からスタート。チェック項目は4つで、単語、作文、リーディング、自由会話からそれぞれ何問か出題されます。
すべて終えると、私のレベルはB2という結果に。アプリの学習レベルは入門から上級までありますが、B2は準中級から始めるのがおすすめだそうです。
というわけで、今回は準中級レベルの会話レッスンを毎日1つずつ進めることにしました。ちなみに、1つのレッスンは4ステップで構成されていて、かかる時間は約10分ほど。
この「AI Speak Tutor 2」は “毎日10分の学習を1カ月続けて上達を実感した人が8割いる” そうなので、1日1レッスンは学ぶ時間としてもちょうど良さそうです。
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【実践的に学べるよ!】
レベル別の会話レッスンには、海外旅行などでも役立ちそうな例文がたくさん!
その中から、まずは日本にいても遭遇しそうな道案内を練習してみようかしら。内容は、AIから地下鉄の駅の方角を聞かれて、それに答えるというもの。
その中で出てくるやり取りの一例がコチラです。
Could you point me towards the subway station?(地下鉄の駅の方角を教えていただけますか)
Go straight, and turn left at the third corner.(まっすぐ行って、3つ目の角を左に曲がってください)
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このように実際の状況を想定した会話の表現を、4つのステップ(会話練習・重要表現・代替表現・実践練習)を通して学べます。
私は、とっさの場面で英語が出てこない……なんて経験があるので、リアルに対話しながら学べるのは実践的な力を身につけられてうれしいわ!
また、会話の声が小さかったり発音が不明瞭だったりすると、AIから英語で「聞き取れなかったからもう1回言ってくれる?」みたいな返事がきてビックリしました。本当に人と会話してるみたいだ〜!
発音のほかにも、イントネーション、アクセント、流暢さなどもAIによって点数で評価されるので、自分の苦手分野の把握もできますよ。
私はイントネーションの得点が伸びないことが多かったので、お手本の発音をしっかりリスニングするのが大事かも。
【1カ月体験した感想は…】
こんな感じで、準中級レベルの会話レッスンを毎日1つずつ続けて1ヶ月。
会話の練習相手はAIなので、「この発音まちがってるかも…」なんて思わず、気楽に取り組めたのは良かったです。日常生活で使える会話のボキャブラリが増やせたのもうれしい!
ただ、会話に特化したシンプルなアプリなので、毎日利用してるとちょっと退屈に感じるときもありました(笑)。また、わりと大きな声で話さないとAIが発音を認識してくれなかったので、アプリを使う場所は選ぶかも。
とはいえ、1日10分でも英語を聞いて話すと脳にしっかりインプットされる気がするし、英語を学び直す習慣づけとしても「AI Speak Tutor 2」を使ってみてよかったです。
参考リンク:AI Speak Tutor 2、プレスリリース
執筆・撮影:つぼみまい
Photo:(c)Pouch