
自然の中でリフレッシュしたいけれど、急な登り坂が続く登山はちょっと不安……。そんな人にぴったりなのが、「のんびりハイキング」です。
今回は、関東近郊にある「のんびりハイキングが楽しめる山」のおすすめを紹介します。ゆったり歩ける道や景色のいい山頂、途中の立ち寄りスポットまで楽しめるコースを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
あわせて、快適に歩くためのおすすめギアも紹介。初めてのハイキングにぴったりな一日を提案します。
●のんびりハイキングが楽しめる山:弘法山
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神奈川県秦野市にある弘法山は、標高235mと低山ながら自然や景色を満喫できる、のんびりハイキングにぴったりのスポットです。
浅間山・権現山・弘法山の3つの山(総称して弘法山公園)をつなぐ「吾妻山コース」は、約2時間10分で歩ける穏やかなルート。緩やかな道が続き、小さな子供や初めてハイキングをする人も安心して歩けるでしょう。
道中には富士山や相模湾を望むビュースポットも点在し、心地よい風とともに絶景が広がります。春には約1400本の桜が咲き誇り、桜のトンネルをくぐるようなぜいたくな時間も味わえるでしょう。
また、都心からのアクセスも良く、小田急線・秦野駅から徒歩20分ほどで登山口に到着。ハイキング後は鶴巻温泉でゆっくり疲れを癒したり、駅近の飲食店で食事を楽しむのもおすすめ。手軽に自然を感じたい日におすすめの一座です。
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●のんびりハイキングが楽しめる山:日和田山
埼玉県日高市にある標高305mの日和田山(ひわださん)。登山道はよく整備されており、初心者向けの山です。
ゴツゴツとした岩場を登る「男坂」と、ゆるやかな「女坂」があり、体力に合わせてルートを選べるのが特徴。登りは少し冒険気分の男坂、下りは安全で膝などに負担のかかりにくい女坂と使い分ければ、無理なく歩けるでしょう。
山頂からは日高市の街並みが一望でき、晴れた日には東京スカイツリーまで見渡せる絶景も。途中の「見晴らしの丘」や、赤い屋根が印象的な金毘羅神社など、立ち寄りスポットも多く、歩いていて飽きません。
所要時間は往復約2時間15分ほどで、気軽に自然とふれあえるのも魅力。西武秩父線・高麗駅から歩いてアクセスできるため、電車でのハイキングにもぴったりです。
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●のんびりハイキングが楽しめる山:陣馬山
東京都と神奈川県の境に位置する標高855mの陣馬山は、広々とした山頂と大パノラマが魅力の人気ハイキングスポットです。整備された登山道は歩きやすく、最短ルートなら往復3時間ほど。気軽に自然を満喫したい人にぴったりです。
山頂には茶屋があり、そばやけんちん汁を味わったり、お弁当を広げてピクニックを楽しんだり、のんびり過ごすのにぴったりな場所です。晴れた日には富士山や丹沢山塊、秩父山系、さらに遠く筑波山や房総半島まで見渡せることもあります。
春には桜やツツジが咲き誇り、初夏は新緑が美しく茂り、季節の移ろいを感じられるのも魅力。体力があれば、高尾山や景信山への縦走もできるため、リピートする楽しみもあります。電車とバスでスムーズにアクセスできるのも気軽に行きやすいポイントです。