
エティハド航空は、エアバスA321LR型機を導入する。
座席数はファーストスイート2席、ビジネスクラス14席、エコノミークラス144席の計160席。ファーストスイートには20インチ4Kモニター、ワイヤレス充電、同伴者用スペースを設ける。ファーストスイートをナローボディ機に導入するのは初めて。
ビジネスクラスは「1-1」配列で、78インチのフルフラットシートで、17.3インチの4Kモニター、ワイヤレス充電を設け、Bluetoothヘッドフォンの接続にも対応する。充分な収納スペースも擁する。エコノミークラスは「3-3」配列で人間工学に基づいた設計としており、幅は18.4インチ。最大5インチのリクライニングができる。13.3インチの4Kタッチスクリーンモニター、USB電源を設ける。
Viasatが提供する、通信速度が最大1Gbpsの高速Wi-Fiを設置し、ストリーミング動画やゲームも楽しめる。ライブTVにも対応する。
初号機は8月1日に就航し、年内に10機体制となる見通し。アブダビとアルジェ、アテネ、バンコク、チェンナイ、チェンマイ、コペンハーゲン、デュッセルドルフ、コルカタ、クラビ、メダン、ミラノ、パリ、プノンペン、プーケット、リヤド、チュニス、チューリッヒを結ぶ、短中距離路線に投入する。
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エティハド航空は2030年までに、機材を倍増、乗客数を3倍に増やすことを計画している。2025年には16都市へ新たに就航する。