加熱式たばこと電子たばこのハイブリッド。「lil HYBRID 3.0」使用レビュー

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2025年04月29日 20:40  All About

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IQOSをリリースしているフィリップモリスジャパンが、専用たばことリキッドで蒸気を発生させる加熱式たばこ「lil HYBRID 3.0 introduced by IQOS」を発売。4つの新機能を紹介します。
IQOSをリリースしているたばこ会社、フィリップモリスジャパンが、新型の加熱式たばこ「lil HYBRID(リル ハイブリッド)3.0 introduced by IQOS」を4月15日に発売しました。専用たばことリキッドで蒸気(たばこベイパー)を発生させる、加熱式たばこです。4つの新機能や吸い心地を紹介します。

加熱式と電子たばこのハイブリッドモデル

lil HYBRIDは、フィリップモリスジャパンが発売した加熱式たばこのシリーズです。

たばこ葉を加熱する加熱式たばこの機能と、液体リキッドをミスト化して吸引する電子たばこの機能を併せ持っている新スタイル。加熱式たばこのスティックを加熱しながら、リキッドを同時に加熱して水蒸気を発生させ、吸引する仕組みです。

これにより、たばこの葉による満足感を得ながら、電子たばこのように煙の代わりにミストを吸引できるメリットがあります。IQOSより低温(平均160℃)のため臭いが少なく、掃除不要なのが特徴。低温でもハイブリッド仕様のため吸い応えがあります。

機能やスペック、使い方は?

メーカー希望小売価格3980円(税込)。本体カラーは、ノアールブラックとビアンカホワイトの2種類。重さ93g、USB-Cポートから充電するスタイルで充電サイクル約20本ごと、連続使用3本となります。
リキッドカートリッジと専用たばこスティックMIIX

前述のように、専用たばことリキッドで蒸気(たばこベイパー)を発生させるため、電子たばこではなく、リキッドカートリッジと専用たばこスティックMIIXを合わせて使います。
リキッドカートリッジを装着

たばこスティックを装着

本体に別売りのリキッドを装着し、専用たばこを挿入すると自動加熱が開始されます。リキッドは20本程度利用できますので、1箱ごとにリキッドも交換するイメージです。最大14回のパフ(吸い込み)または4分20秒の使用が可能です。

4つの新機能

前モデルと比較して4つの新機能を搭載しています。

1:3つの加熱モード(CLASSIC、STANDARD、QUICK)を搭載

3つの加熱モード(CLASSIC、STANDARD、QUICK)

3.0になって、3つの加熱モード(CLASSIC、STANDARD、QUICK)を搭載。モードにより加熱の温度を変えると、それに伴いニコチンの量が変わります。

・【CLASSIC】高温度加熱による、深いたばこの満足感(予熱時間30秒)
・【STANDARD】中温度加熱による、雑味のないたばこの満足感(予熱時間25秒)
・【QUICK】低温度加熱による、マイルドなたばこの満足感(予熱時間10秒)

2:LEDカラー採用のステータスディスプレイ

ステータスディスプレイ

ステータスディスプレイがカラー表示となり、選択したモード、バッテリー残量、使用状況、充電状況、エラーなどの必要な情報を確認できます。ディスプレイ下部に残りのパフ数を表示。

3:最大2分間の一時停止機能

最新のIQOSイルマiに搭載されている一時停止機能を搭載。中断したところから再開できます。

4:振動設定のONとOFF

振動設定画面でボタンを約2秒間長押しすることで、振動で知らせる機能のONとOFFが可能です。

臭いが少なく吸い応えがある新しいスタイルの加熱式たばこ

前モデルと比較して、加熱モードを搭載したことにより、その日の気分に合わせて、吸い応えを選択できます。CLASSICは加熱式たばこらしい味わいで、QUICKは電子たばこに近い味になります。筆者は、マイルドな吸い応えのSTANDARDが吸いやすいモードです。

IQOSよりも低温ながらも、リキッドの効果で吸い応えがあります。高温加熱のIQOSに慣れている方には物足りないかもしれませんが、電子たばこのようにライトな感覚で吸いたい方にはおすすめのモデルです。
(文:伊藤 浩一(デジタルガジェットガイド))

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