


次女には「いつでも帰ってきなさいよ」と言ってあげたいところですが、咄嗟に、(血のつながりのない孫を世話するの?)(キクカワさんは来ないの?)と思ってしまい、歓迎する言葉が出てきませんでした。


次女との電話を終え、長女にもゴールデンウィークの予定について確認します。そこで先ほどの次女とのやり取りを相談したのです。すると長女は「え。キクカワさんがこないのはおかしいでしょ。お母さんは娘さんたちに初めて会うのに」と言ってくれました。

長女に話したことで徐々に気持ちが落ち着いてきました。



私は次女との電話を切ったあと、なんとも言えない気持ちが残りました。次女が結婚を決めたとき、私は次女の幸せを願う気持ちと「わざわざそんな複雑な道を選ばなくても」という親心の間で気持ちが揺れたのを思い出します。
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【中編】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・林檎りん 編集・塚田萌