今夏でバイエルンを離れることが濃厚になっているダイアー [写真]=Getty Images バイエルンに所属するイングランド代表DFエリック・ダイアーが、日本代表MF南野拓実が所属するモナコへの移籍に迫っているようだ。29日、イギリスメディア『BBC』やフランス紙『レキップ』などが伝えている。
現在31歳のダイアーはイングランドのチェルトナムで生まれ、7歳のときにポルトガルへ移住し、名門スポルティングの下部組織に入団した。2012年12月に同クラブのトップチームデビューを果たすと、2014年夏にトッテナムへと完全移籍。加入初年度から出場機会を獲得し、公式戦通算365試合の出場で13ゴール12アシストを記録した。
しかし、2023年夏にアンジェ・ポステコグルー監督が就任した影響で出場機会が激減すると、2024年1月にバイエルンに延長オプション付きレンタル移籍でバイエルンに加入。今シーズンはここまで公式戦25試合に出場し、2ゴール1アシストを記録している。
そんなダイアーはバイエルンとの現行契約が2025年6月30日までとなっているため、去就には注目が集まっているが、モナコにフリーで加入することに近づいているという。
今回の報道によると、すでに交渉はかなり進んでいる模様で、3年契約を締結することで合意に迫っており、契約には1年の契約延長オプションも付随する可能性があるようだ。