
「鳥取県で保護されたナギは滋賀県に連れてきてもらってウチにきました
保護して数日しか経ってないのに手のひらで寝てくれて嬉しいしかわいいしでニヤけまくりながら動画を撮りました」
手のひらで眠る子猫の動画がInstagramで話題になりました。
投稿したのは、「Ryosuke Miyoshi」さん(@ryostory1124)。保護猫写真家の三吉良典さんです。動画の子猫は、ナギくん(雄・当時生後1カ月)。実は、数年前に撮影したもの。当時のことを思い出しながら今回投稿したそうです。そんな手のひらで熟睡するナギくんの様子にとキュンキュンする人たちが続出。たくさんのコメントが寄せられています。
「自分を愛してくれてるのが伝わっている証拠」
「このすやすや寝顔に、とっても癒されました!」
「りょうさんの手 安心したんですね」
「手乗りにゃんこ」
「子猫ちゃんってこんなに小さいんですね 尊すぎます 猫ちゃんもこの人は安心できる人だー♡って分かるんでしょうね」
「自分を愛してくれてるのが伝わっている証拠ですね もう大丈夫だよ 次に繋がる小さな命」
|
|
多くの人たちを癒したナギくん。保護された経緯や成長したナギくんのことなど、三吉さんに聞きました。
実は数年前の動画、鳥取県で保護された子猫…今はどうなった?
──数年前、鳥取県で保護されたというナギくん。保護の経緯を教えてください。
「保護された方がカメラ仲間で、以前からぼくが保護活動をしているのを知っておられたのでご相談を受けまして。鳥取県から滋賀県は片道4時間ほどかかるため、鳥取県辺りで保護活動をされている方を探しましたが、なかなか見つからず…そこで、しっかり休憩させながら、プランを立てて、滋賀県のぼくのところまで一緒に来ていただきました」
──遠方からの依頼は初めて?
「遠方からのお届けは何度かありますが、猫ちゃんの負担を考え、ほとんどの場合、その場所辺りで保護活動をしている方々に対応していただきます」
|
|
──動画は、当時保護されて数日しか経っていないナギくんが手のひらで寝ているところを撮影したものだとか。
「はい。乳飲み子の時から同じ滋賀県のボランティアさんとお世話をしていたので、ナギも親同等と思い安心してくれていたのでしょう。ひとりっ子でもあり、一緒に生活していると身を寄り添うことも多く、1番落ち着く手にくっついた後に、手のひらで寝てくれました」
──手のひらで熟睡できるほど安心しているということですね。これまでも手のひらで寝てくれる子猫ちゃんは?
「1、2回あったかと思います」
──ナギくんは今、どうしてる?
|
|
「動画を撮影してから2カ月ほどで里親さんが決まりました。ナギの新しいご家族は保護活動もされており、ナギは心に傷を負った新入り保護猫さんたちにも寄り添ってあげるほど、あの小さな姿からは想像がつかないほど、とても優しく心の大きい男の子に成長しました」
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)