県道交差点で道路が陥没した事故現場=2月25日、埼玉県八潮市 埼玉県八潮市の県道交差点で1月下旬、道路が陥没しトラックが転落した事故で、県が下水道管内に人が入って行う状況確認作業を5月1日にも行う方針を固めたことが30日、関係者への取材で分かった。事故後、下水道管内に人が立ち入るのは初めて。作業が順調に進めば、翌日に不明となっている男性運転手(74)の救出に取りかかる見通し。
現場では、捜索の妨げとなっていた下水を迂回(うかい)させるための仮排水管が4月24日に完成し、下水の止水が進められている。
関係者によると、確認作業は消防や警察などが管内部に入り、目視で安全性などの状況を確認するといい、県が調整を進めている。