C大阪が2選手の負傷を発表 セレッソ大阪は30日、MF田中駿汰とFWヴィトール・ブエノの負傷について発表した。
クラブの発表によると、両選手は4月25日に行われた2025明治安田J1リーグ第13節の東京ヴェルディ戦で負傷。検査の結果、田中は左ひざ前十字じん帯部分損傷と左大腿骨内外顆骨挫傷、ヴィトール・ブエノは右内転筋筋損傷が確認されたという。全治期間については明かされていない。
現在27歳の田中は履正社高校、大阪体育大学、北海道コンサドーレ札幌を経て、昨年1月にセレッソ大阪へ完全移籍加入。エースナンバー「10番」を背負うと、初年度から中盤を主戦場に活躍し、キャプテンに就任した今シーズンはここまで明治安田J1リーグで12試合出場1ゴール、JリーグYBCルヴァンカップで1試合出場という成績を収めていた。
また、現在30歳のヴィトール・ブエノはサントスやサンパウロ、アトレチコ・パラナエンセなど母国のクラブを渡り歩いた後、昨年1月にC大阪へ完全移籍加入。昨シーズンは公式戦23試合で4ゴール5アシストをマークし、在籍2年目の今シーズンは明治安田J1リーグで8試合出場、JリーグYBCルヴァンカップで2試合出場2ゴールという成績を残している。
C大阪は今シーズンのJ1開幕節でガンバ大阪との“大阪ダービー”を制したものの、その後は苦戦が続き、13節終了時点で3勝4分6敗の15位に低迷。田中とヴィトール・ブエノが負傷した東京V戦も0−1で敗れている。