
部下に厳しく、自分に甘い上司の元では、組織の士気は下がる一方だ。上司の言行不一致に呆れたという人もいるようだ。
投稿を寄せた40代男性(年収350万円)が働く職場でこんなことがあった。ゴールデンウィーク前の会議でのこと。
「社長が会議で『ゴールデンウィークは稼ぎ時。全社員一丸となって売上を伸ばす。その為にみんなの休みは少なくなるが全社員で頑張るぞ!』と言いながら、社長はゴールデンウィークに11連休取得。会社の忠誠心がなくなりました」
これでは「全社員一丸」という言葉も虚しく響くだけだ。部下に犠牲を求める一方で、自身はその範疇外とした社長に、信頼が揺らぐのは当然だろう。(文:天音琴葉)
60歳上司が契約社員で、自分より低年収「雇用形態がおかしい」
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一方で、営業職の40代男性(営業/年収950万円)は、会社の60歳以上のベテランの扱い方について疑問を投げかける。
「私の上司は営業の統括部長なのに、60才を超えているという理由で契約社員です。誰よりも働いているのに、契約社員だから私より年収が低いかもしれません。雇用形態がおかしいと思っています」
日本では60歳で定年退職と定めている企業が多く、再雇用する場合には、嘱託社員と呼ばれる有期労働契約を結ぶことがほとんどのようだ。給与が半額になるなど、大幅に減少する一方で仕事量や責任の重さが変わらなければ、仕事に対するやる気は当然下がる。
これではまだ若い社員も将来を悲観してしまう。この投稿のように、本人だけでなく、周りの社員のモチベーションにも影響を与えかねないだろう。
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