紅茶を紙コップで提供の「残念すぎる5000円・万博アフタヌーンティー」が“全くの別物”になっていた

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2025年05月01日 10:30  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

大阪・関西万博の公式キャラクター、ミャクミャク(週刊女性写真班)

【英国パビリオンの多くの来館者の皆様に、英国料理をお楽しみいただいています。SNS上でもご意見や感想が活発に交わされています】

 4月29日、【英国のパビリオンの食事について…】との動画メッセージをXに投稿したのは、大阪・関西万博イギリス政府代表を務めるキャロリン・デービッドソン氏。

 巷で話題になっている、英国パビリオンのレストランで提供されている“万博メシ”について、紅茶が注がれた“ティーカップ”を手に日本語でコメントを寄せた。

 デービッドソン氏が言う「SNS上でのご意見」を指しているのは、主に「アフタヌーンティー」のことだろう。発端は同メニューを「楽しみにしていた」との万博来場者によるポスト。これがSNSで拡散されると、まさかの“本場”スタイルにツッコミが殺到。

 画像には、大手家具量販店の商品と思われる、2段の木製ケーキスタンドに盛り付けられたサンドウィッチ、スコーン、ケーキ。流行した“ヌン活”で見られたような、国内ホテルやレストランで提供される、アフタヌーンティーの“優雅”なイメージとは程遠いビジュアルに思える。

 “安っぽさ”を覚えたのは、メインであるはずのティーポットとティーカップで楽しむはずの紅茶だ。ティーカップの代わりに、ティーパックがどっぷり浸かったままの紙コップで提供され、それでいて5000円と決して安くはない価格。

ジャムやクリームまでも紙コップに差し替え

 たしかに国内客だけでなく、インバウンドも意識してか、一般的な相場よりも高めに設定されている“観光地価格”の万博メシ。各パビリオンに併設されるレストランでも、それなりの高額メニューが並ぶが、アフタヌーンティーは“単品”として最高額とも言える。

 当然、来場者の期待値も高まっているわけで、そこに紙コップの紅茶に加え、しかもスコーンに添えられるジャムやクロテッドクリームまでも紙コップで出された日には興醒めするのも無理はない。

 しかし、4月13日の開幕当初はこれが“全くの別物”だったとも。騒動を注視するネットニュースメディア編集者によると、

メディア取材時には、ジャムなどはカラフルな器に盛り付けられ、ケーキにもクリームやフルーツを乗せる一手間が加えられて華やかな印象。肝心の紅茶もティーカップセットで提供されていたんです」

 ところが日が経つにつれて徐々にジャムは瓶、クリームはカップのまま提供され、メニューで二つだったはずのスコーンも一つ減り、ケーキもまるで“冷凍ケーキ”を解凍したままの状態になるなど“グレードダウン”。

快適な時間を過ごしていただけるよう

「レストランでの人手不足なのか、はたまた予想外の人気ぶりに材料が間に合わなくなっているのか、開幕から2週間で当初とは“全くの別物”になった感は否めません。

 これが“本場”スタイルと言われればそれまで。来場者も満足しているのなら文句は出ないのでしょうが、少なくとも当初のアフタヌーンティーを期待したお客さんにしてみればガッカリメニューと言われても仕方なく…」

 冒頭の動画メッセージでは【英国パビリオンでみなさまから寄せられる声を大切にし、より快適な時間を過ごしていただけるよう取り組んでいきます】と述べ、“紙コップ”スタイルではない同メニューを優雅に楽しんだデービッドソン氏。

 同氏の“指導”ですぐに改善されたのだろう。現在はティーカップはもちろん、フレンチプレスまで用意されるなど、むしろメディア取材時よりも“グレードアップ”して提供されているアフタヌーンティー。来場者の期待を裏切らない、“全くの別物”感を味わえるクオリティーの“万博メシ”になったようで。

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  • 同じ値段を払って^〜^ 時期によって^^ 受けられる(受けられた)さぁびすと^^ くぉりてぃが^^ 違うのは^^ よくないにょる♪
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