バルセロナ戦で躍動したダンフリース(画像中央) [写真]=Getty Images インテルに所属するオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースがバルセロナとの激闘を振り返った。4月30日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグが現地時間4月30日に行われ、インテルは敵地『エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス』でバルセロナと対戦した。負傷から復帰したダンフリースは右ウイングバック(WB)として先発出場し、開始直後に右サイドからのクロスでマルクス・テュラムの先制点をアシスト。また、CKから豪快な2ゴールをマークし、チームの全3得点に絡む圧巻のパフォーマンスを披露した。
ゴラッソの応酬となった試合は3−3のドローに終わり、ダンフリースは欧州サッカー連盟(UEFA)によるプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出。試合後には「情熱が溢れていたし、素晴らしい試合だったと思う」と激闘を振り返りつつ、次のように言葉を続けた。
「公式戦3連敗の後、真のインテルの姿を再び見せることができたと思う。誇りに思うし、結果は悪くない。もちろん勝ちたいと思っていたが、今はすべてが未知数であり、『サン・シーロ』で結果がどうなるか見てみよう。ケガは辛かったが、今は復帰したし前を向いている。僕たちは強いチームですべてが可能だ。毎試合自分たちの力を証明しなければならない」
運命のセカンドレグは日本時間6日に開催される。2022−23シーズンには決勝に進出し、13年ぶりのビッグイヤー獲得まであと一歩に迫りながら、マンチェスター・シティに敗れて涙を呑んだインテル。圧倒的攻撃力を誇るバルセロナを撃破し、2シーズンぶりの決勝へ駒を進めることはできるだろうか。復帰早々に躍動したダンフリースのプレーにも注目が集まる。
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