偽のヴィトンのネイルパーツを販売した疑い 親子を書類送検 警視庁
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2025年05月01日 12:31 毎日新聞

月島署=2019年4月、嶋野雅明撮影 高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のロゴを模したネイルアート用の装飾品を販売したとして、警視庁月島署は1日、埼玉県春日部市に住むパート従業員の女性(26)と、同居の母親(54)を商標法違反(販売譲渡など)の疑いで書類送検した。
月島署によると、ルイ・ヴィトンはネイルパーツを販売していない。2人とも容疑を認め、母親は「自宅に中国から段ボールが届いた。娘を問い詰めて違法販売だと知ったが、仕入れに金が掛かっており、負債を抱えさせたくなかったので、加担した」と話しているという。
書類送検容疑は2024年4月12日ごろ、ルイ・ヴィトンのロゴに似せたネイルパーツ4個を480円で販売したほか、24年8月に「シャネル」「グッチ」などのロゴを模したネイルパーツ計5362個を自宅で所持していたとしている。
月島署は、2人が交流サイト(SNS)などを通じて23年12月〜24年8月に計約300万円を売り上げたとみて調べている。【菅野蘭】
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