セブン＆アイ・ホールディングスは、買収提案をうけるカナダのコンビニ大手・クシュタール社と友好的な協議に必要な秘密保持契約を結んだと発表しました。
セブン＆アイはこれまでカナダ企業に秘密保持契約の締結を求めてきましたが、カナダ企業は「敵対的買収を行わない」とする項目があることから拒否していました。
きょう、セブン＆アイはカナダ企業と「敵対的買収を行わない」という保護条項が盛り込まれた秘密保持契約を結んだと発表。機密性の高い財務情報などを共有し、友好的な協議を進める考えです。
両社はアメリカ国内においてコンビニシェア1位と2位を占めていて、セブン＆アイは統合には競争法上の課題があると指摘しています。
買収提案を検討する特別委員会の与那嶺委員長は「建設的な協議における前向きな進展」としつつも、引き続きセブン＆アイ単独での成長路線も選択肢である考えを示しました。
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一方、カナダのクシュタール社、アレックス・ミラー社長は感謝の意を示し、「協業していくことを楽しみにしています」とコメントしています。
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