4月16日から、ダイドードリンコの自動販売機に「FRISK SPARKLING GRAPE(フリスク スパークリンググレープ)」が登場しています。
2024年夏に登場して話題を呼んだ炭酸飲料「FRISK SPARKLING」から、新たにグレープ味が発売されました。賛否両論を巻き起こした本シリーズは、1年の時を経てどうなったのか……早速購入して飲んでみました。
「FRISK SPARKLING」はタブレット菓子「FRISK」のライセンスを使用した、新感覚ドリンクです。まるで「FRISK」を口にしたときのような、個性的な清涼感が喉に残る独特の味わいは、賛否両論を巻き起こしました。
|
|
そんな「FRISK SPARKLING」シリーズの新味として今回登場したのが「FRISK SPARKLING GRAPE」です。お値段は183円(税抜)。正式販売は5月12日からのようですが、一部のダイドードリンコ自販機では4月16日から登場しているようです。(自販機価格は180円)
筆者の近所の自販機で早速見かけたので、購入してきました。
「FRISK」をイメージした清涼&疾走感あるパッケージはそのままに、グレープのイラストが加えられています。
早速開栓してみますと、グレープの甘い香りが缶から立ち上がってきます。色はピンクに寄った薄めの紫で、美味しそうです。
筆者は前回の「FRISK SPARKLING」も試していますが、そのときの感想としては「結構美味しい」でした。
|
|
酷評を聞いてから飲んだのでそもそものハードルが下がっていた、という可能性はありそうですが、それを差し引いても美味しかった記憶があります。
果たしてグレープ味になってどう変わっているのか。期待と不安を半々に抱きながら、まずはひと口飲んでみます。
最初の口当たりとしては、美味しいグレープジュースといったところです。グレープ味のドリンクは往々にして甘ったるい印象があり、どうにも苦手なのですが、「FRISK SPARKLING」シリーズの場合はシュガーレスなので、その心配もなし。あっさりした飲み心地で美味しいです。
そして舌の上からグレープが去ったあと、やって来ます。あの個性的な清涼感が。喉の奥で風が起こったような、ミント系の爽やかで冷たい味わいは、やはり唯一無二。
清涼系のタブレット菓子に馴染みがある筆者としては、喉に残るこのユニークな清涼感は、目がシャキッと覚める感じがして好きですが、賛否が分かれるのも納得です。
|
|
飲み物自体の冷たさも相まって、喉の奥に穴が空いたみたいなスースー感となっているので、苦手な人はとことん苦手だと思います。
飲みやすさについては、グレープ味になったことで、確実にアップしています。ただ一方で、飲みやすさが増した影響か、後半の清涼感とのギャップも強くなっています。総合して、飲む難易度は上がってしまった印象です。
普通のグレープジュースと「FRISK SPARKLING」の2種類の飲み物を立て続けに飲んでいるような気分です。なので「グレープ味なら飲めるかも!」と期待して安易に手を出すと、かえって喉を苦しめてしまうかもしれません。
味が苦手だなという人はひと口ずつ、喉奥から清涼感が去るのを待ってから飲むと思うのですが、個人的にはこの清涼感は蓄積されてこそ本領を発揮すると思っています。
一気飲みはせず、かといってひと口に時間をかけず、テンポよく飲み進めるのが1番美味しい飲み方。蓄積されていくひんやりとした感覚を最大限楽しむことができます。
もう少し暑くなってきたら、また手を出したい飲み物ですね。
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025050106.html
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 おたくま経済新聞 All rights reserved. | C.S.T.ENTERTAINMENT Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。