「隣で指導をしてもらっている感じ」 京都サンガが衛星ブロードバンドで「遠隔サッカーコーチング」

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2025年05月01日 16:10  まいどなニュース

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(Mariusz Blach/stock.adobe.com)※画像はイメージです

 サッカーJ1京都サンガFCの選手が遠く離れた子どもたちを指導する「遠隔サッカーコーチング」がこのほど開かれた。京都府城陽市のサンガタウン城陽と府内の井手町、福知山市を衛星ブロードバンドシステムでつなぎ、大型スクリーンを通じて小中学生にプロの技を伝授した。

【写真】サッカーを教える京都サンガのトゥーリオ選手(左から2人目)ら

 指導者不足の地域でも子どもたちがサッカーに親しめる環境を整えよう、とKDDIとサンガ、府が初めて企画した。サンガからブラジル人FWマルコ・トゥーリオ選手(27)とジュニア育成統括部長の藤田聡さん(48)が参加し、井手町の山吹サッカークラブの児童12人と福知山市の日新中サッカー部員28人を指導した。

 トゥーリオ選手は身ぶりを交えて「トラップはタイミングが一番大事」とアドバイス。藤田さんもリフティングの手本を見せた。子どもたちの質問に答えたトゥーリオ選手は「こうした経験を通してプロ選手になる夢をかなえてくれたら」と話した。参加者(12)は「隣で指導をしてもらっている感じがして良かった」と喜んでいた。

(まいどなニュース/京都新聞)

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