金子真人オーナーの2.1億円馬 胎内川特別で待望の3勝目なるか

　23年の牝馬三冠を制したリバティアイランドの半姉となるロムネヤ(牝6、美浦・国枝栄厩舎)が、土曜新潟10Rの胎内川特別(4歳上・2勝クラス・芝1800m)で3勝目を狙う。

　ロムネヤは父ディープインパクト、母ヤンキーローズ、母の父All Americanの血統。母は豪G1を2勝した名牝。そして半妹のリバティアイランドは22年の阪神JF、23年の桜花賞、オークス、秋華賞の覇者。19年のセレクトセール当歳で2億1000万円(税抜)の高値で取引された。

　ここまで19戦2勝。21年9月にデビュー勝ち。23年2月に待望の2勝目を手にしている。しかし、2勝クラスに昇級後は8戦して2着2回、3着1回、5着5回。一度も掲示板を外していないが、勝ち切れていない。今回は荻野極騎手との初コンビ。これが起爆剤となり、2年3カ月ぶりに凱歌が揚がることを期待したい。