

常石グループのチーフ・デザイン・オフィサーを務める落合宏理
Image by: Photo by Masayuki Shioda
造船・海運業などを行う常石グループが、「ファセッタズム(FACETASM)」の落合宏理をチーフ・デザイン・オフィサー(CDO)に迎え、新たに「ツネイシデザインプロジェクト」を始動した。プロジェクトの第1歩として、コーポレートアイデンティティ(CI)を新たに策定した。
落合宏理は、今年1月に同グループのチーフ・デザイン・オフィサーに抜擢。今後はグループ各社のワーキングウェアやオフィス空間、建築デザインなどを手掛け、グループ内にプロジェクトチーム発足の上、ツネイシブランドを醸成させていくという。
落合は、「100年以上に渡り地域を支え、瀬戸内の美しさと共に発展してきた常石グループのチーフ・デザイン・オフィサーに就任いたしました。クリエイティブに対する深い理解とチャレンジ精神を持つ常石グループの重要な役割を担えることを心から誇りに思います」とコメントしている。
新たなCIのデザインは、グラフィックデザイナーの鈴木聖が担当。常石造船創成期の船「天社丸」からとった「天」をシンボルにしていた従来のマークから同じく「天」を受け継ぎ、「Tsuneishi」を想起させる「T」も内包した新たな形を生み出した。事業名や言語ごとに表記のバリエーションが必要となるロゴタイプをあえてそぎ落とし、シンボルマークのみで統一感を持たせ、グループ各社のロゴと共存する形で展開する。
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