新生活におけるポイ活、理想は「気づいたら貯まっている」。CCCMKホールディングスと三井住友カードが調査 CCCMKホールディングスと三井住友カードは3月に、全国の18〜59歳の男女600名を対象に実施した、「新生活におけるポイ活意向の意識調査」の結果を発表した。同調査は、2月21〜24日の期間に行われている。
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●新生活での不安は「お金」が最多
調査対象者に、春からの新生活で不安なことを尋ねたところ(複数回答)、「お金関係(生活費や家計のやりくり)」(82.3%)がもっとも多く、「仕事や勉強」(40.5%)や「人間関係」(32.2%)と比較して2倍以上の差を付けた。お金の不安を解消するために、今後やりたいこととしては(複数回答)、「無駄遣いや無駄な買い物を減らす」(59.6%)が最多となり、以下「ポイ活でポイントを貯める」(53.7%)、「割引のある商品を購入する」(43.3%)が続いている。
「理想のポイ活」について、当てはまるものを選んでもらった質問(複数回答)では、「気づいたら貯まっている」(51.7%)、「日常生活に取り入れやすい」(51.3%)が半数超で上位を占め、「楽しみながらできる」(44.3%)」がそれに続いた。また、「とにかく簡単にできる」「無理せず続けやすい」「趣味のようにやれる」が、いずれも3割超で上位にランクインしている。
貯めたポイントの使い道としては、「日常生活」(61.3%)がもっとも多かったものの、年代別でみると20代では「日常生活」(51.3%)が全体よりもマイナス10ポイントだったのに対して、「外食」(44.3%)、「趣味」(42.6%)、「旅行」(27.0%)、「推し活」(24.3%)は全体を上回った。中でも「趣味」(42.6%)は、全体を11.1ポイント上回り、「旅行」(27.0%)は全世代の中で最多となっている。
20代と40代のランキングを比較すると、どちらも「日常生活」がもっとも多かったものの、20代では51.3%、40代では71.3%と20ポイントの差がみられた。さらに、40代ではその他すべての項目で全体を下回っていることから、40代は貯めたポイントを日常生活で使いたいという意向が根強く、普段の生活のためにポイ活をしている人が多いことが明らかになっている。一方、若年層では貯めたポイントを自分の楽しみや好きなことに使いたいという意向が顕著に表れた。