府中S2025に出走予定のショウナンラピダス(今年2月撮影、ユーザー提供:だーさん) セレクトセールで高額取引されたショウナンラピダス(牡4、美浦・国枝栄厩舎)が、日曜東京9Rの府中ステークス(4歳上・3勝クラス・芝2000m)で3連勝を狙う。
ショウナンラピダスは父ドゥラメンテ、母シーヴ、母の父Mineshaftの血統。半姉のキャスリンソフィア(Cathryn Sophia)は16年のケンタッキーオークスの覇者。半兄のショウナンアデイブは20年のセレクトセール1歳で5億1000万円(税抜、以下同)で取引され、今年の小倉大賞典で2着だった。本馬も22年のセレクトセール1歳で2億2000万円の高値となっている。
ここまで7戦3勝。2歳秋のデビュー戦を快勝。その後は4戦連続で5着以下だったが、今年になって覚醒した。前々走の1勝クラスを逃げ切ると、続く前走の2勝クラスは番手から押し切り。まるで別馬になったかのような走りで、3勝クラスまで駆け上がってきた。
今回は大幅な相手強化となるが、目下の勢いなら好勝負可能だ。マニアックなファンは近い将来のショウナンアデイブとの兄弟対決を楽しみにしているかも。それを実現するためにも、ここできょうだい2頭目のオープン入りといきたい。