
1. 洋菓子ぎをんさかい「クッキー缶 朔音-さくのね-」

かわいいビジュアルと1箱でさまざまな味が楽しめる点で、贈り物としても人気のクッキー缶。近年は、甘いクッキーだけでなくおつまみにもなるクッキー缶が増えています。
なかでも筆者のおすすめは、京都・祇園の洋菓子店「洋菓子ぎをんさかい」の「クッキー缶 朔音-さくのね-」(税込4860円)です。
お酒に合う和素材のクッキー缶。しかも糖質オフ!

とうもろこしにガラムマサラや柚子胡椒を加えた「青唐辛子」、枝豆味のメレンゲに梅昆布茶と和山椒を合わせた「枝豆昆布」、セミドライトマトに白味噌やクミンを合わせた「白味噌トマト」など、和素材を取り入れつつお酒に合う味にアレンジしているのが面白い!
さらに、「珈琲」や「ココナッツ」など甘い系のクッキーにはウイスキーやラムなどのお酒を隠し味に加えており、お酒とのペアリングの幅も広がります。
しかもうれしいのは、糖質オフでもあること。小麦や砂糖の一部をタピオカを原料とした難消化性でんぷんや羅漢果(らかんか)、エリスリトールなどの糖に置き換えることで軽やかな食感と味わいを実現したそうです。
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2. ダンデライオン・チョコレート「5grams」

チョコレート好きな方へ贈りたいカジュアルギフトとしておすすめなのが、サンフランシスコ発のBean to Bar チョコレート専門店「ダンデライオン・チョコレート」の「5grams」(税込2800円)。
「ダンデライオン・チョコレート」では、世界各地のカカオ農園から直接カカオ豆を買い付け、ブレンドをせずに単一産地でチョコレートに仕立て、それぞれのカカオ豆の個性を表現しています。
そのようなシングルオリジンのチョコレートを、日常の中で気軽に楽しんでほしいと誕生したのがこの「5grams」。商品名の通り、5つの産地のチョコレートが5gずつのバトンになっていて、気軽に産地の食べ比べを楽しめます。
シングルオリジンチョコレートをぜいたくに食べ比べ

チョコレートの原材料は、カカオ豆とオーガニックのきび砂糖のみ。
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カカオの特徴や味わい、ドリンクとのペアリングについて書かれたパンフレットも同封されていて、ブランドの世界観も共有できて贈り物にも最適。
3. トーキョー煎餅「煎餅サンド」&「あられ〈SPICEジャーニー〉」

チーズタルトやアップルパイなどのスイーツブランドを展開するBAKE(ベイク)が、2025年1月に立ち上げた新ブランド「トーキョー煎餅」。
昨今は、スイーツギフト=洋菓子を選ぶ人が増えている中で、昔から身近なおやつとして日本人に親しまれてきた「煎餅」に着目。「懐かしくて新しい」をコンセプトに、BAKEらしい遊び心とデザイン性を加えて新感覚の味わいのお煎餅として開発されました。
軽い食感!「煎餅サンド」のクリームは3種類

看板商品は、薄焼きの煎餅でクリームを挟んだ「煎餅サンド」(5個入・税込1296円/10個入・税込2592円)。
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スパイシーな「あられ」はクセになる

個人的なおすすめは、「トムヤムクン」「ラー油」「バタチキカレー」の3種類のあられがセットになった「あられ〈SPICEジャーニー〉」(税込1188円)です。スパイシーな味わいがやみつきになりました。
レトロなパッケージがかわいい!

また、「ふきよせ」というあられの詰め合わせ商品には、オーソドックスなしょうゆやざらめなどのほか、「九条ねぎみそ」「ごぼうサラダ」「じゃがバター」などのフレーバーも。食感は硬めとやわらかめの2タイプがあります。どれもパッケージデザインがかわいいです!
紹介したスイーツは一部の商品を除きオンラインショップでも購入できるので、贈り物にも自分用にも、ぜひお試しください!
笹木 理恵プロフィール
飲食業界誌の編集を経て、2007年に独立。専門誌編集で培った経験を活かし、あらゆるジャンルの食をテーマに取材・執筆を行う。コンビニスイーツにも精通し、自宅で楽しむ日常的なグルメについて幅広く発信中。All About おうちグルメガイド。(文:笹木 理恵(フードライター))