【ハンドボール】休刊の月刊誌編集者２人が日本協会入り「かけがえのない財産」国内唯一の専門誌

日本ハンドボール協会は1日、3月に休刊を発表した月刊誌「スポーツイベント・ハンドボール」の編集者2人を事務局にスタッフとして迎え入れると発表した。資料、写真データを有効活用することで、ハンドボール界の活性化を目指す。

協会の発表全文は以下の通り。

平素より弊協会にお力添え賜り、厚く御礼申し上げます。

今年3月1日、1977（昭和52）年の発刊以来、約半世紀にわたってハンドボール界の発展に尽力されてきた株式会社スポーツイベントから、月刊誌『スポーツイベント・ハンドボール』を休刊するという大変ショッキングな発表がありました。

紙媒体の需要の低下を背景に、スポーツ界のみならず、出版業界全体が逆風にさらされている時代とはいえ、国内で唯一のハンドボール専門誌の休刊は、弊協会としても残念でなりません。

長年にわたってハンドボール界に貢献していただいた株式会社スポーツイベントの、エネルギーに満ちあふれた人材、蓄積された膨大な資料や写真データなどは、ハンドボール界にとって、かけがえのない貴重な財産です。

その財産を何とか継承できないものかと模索した結果、このたび、「スポーツイベント・ハンドボール」の編集に力を注ぎ続け、情熱と経験あふれる2名の編集者を、弊協会事務局スタッフとして迎え入れ、資料、写真データなども継承していくこととなりました。

新たな立場でハンドボールの普及、発展に力を注ぐ両名とともに、資料、写真データを有効活用してハンドボール界をいっそう活性化していく所存です。

今後とも弊協会のチャレンジに、ご注目いただけますと幸いです。