【競泳】「仲良しこよしではダメ」主将・池江璃花子&副将・松下知之の考え 日本代表2次合宿

0

2025年05月01日 20:22  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

公開練習で、コーチの元に集まる代表メンバー(撮影・増田悦実)

24年パリ五輪(オリンピック)競泳男子400メートル個人メドレー銀メダルの松下知之(19=東洋大)が1日、日本代表副将としての心境を語った。


都内で代表2次合宿が公開され、7月の世界選手権(シンガポール)に向けて練習。期間中の選手ミーティングでは「今までで一番緊張したこと」をテーマに、思いを共有し合ったという。オーストラリアが拠点のため、合宿不参加となっている主将の池江璃花子(24=横浜ゴム)も初日の全体ミーティングにオンラインで参加。松下は池江と連絡を取り合っており「チームでコミュニケーションを取ることは大切ですが、まずは競技力を上げていくのが池江璃花子さんとの大前提。競技会で結果を出すために何をするか。仲良しこよしでやっていくチームではダメ。『どうすれば、おのおのの競技力が上がっていくのか』という軸の中で、コミュニケーションを取る、相手のことを知る、と枝分かれしていく」と考え方を明かした。


自身も着々と強化を進めており、世界選手権では五輪金メダルのレオン・マルシャン(フランス)との再戦を待ちわびる。夏の大一番に向けて「400(メートル)の方では金メダルを狙える、いい位置にいる。しっかりマルシャン選手と競い合って、やってきたことを全部出して(28年)ロス五輪へ、いいスタートを切れればいいかなと思います」と誓った。【松本航】

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定