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使いやすい棚を目指したはずが、数々の問題が露呈し始め……。「片付けられない」という30代主婦が“使いづらい収納棚”の中身を見直す様子がYouTubeに投稿されました。動画は、記事執筆時点で6万3000回以上再生されています。
投稿したのは、YouTubeチャンネル「ときの暮らし【30代主婦の国内外転勤暮らし】」で現在の生活や片付けの様子を発信しているトキさん。夫と2人の息子さんの4人暮らしで、常に引っ越しと隣合わせのいわゆる転勤族なのだそうです。
今回は、関東の賃貸マンションに引っ越してから1年後に1度整理したものの、何となくで収納グッズや物を配置した結果、現在は“見掛け倒しの収納”になっているリビング横の棚の収納をあらためて見直しました。こちらは奥行きと高さがある棚で、上段は薬や文具などの雑貨、真ん中の段と下段に食材や台所用品などをしまっています。
大きな問題の1つが、棚板の1枚を無計画に最上段に配置した結果、位置が高すぎて中身が見えなくなってしまった引き出し収納。全体の物の整理も行いつつ、この不便な状態の解消を目指します。
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まずは物を全部出す“全出し”からスタート。すると、明らかに容量を超えた物の量が入っていたことを確認しました。隙間を見つけては、物を“取りあえず置き”してきたことを反省します。また、引き出しにしまっていた薬を全部出すと、仕切り板が全く機能していないことが判明しました。
前回収納してから一度も使われていない物をはじめ、使用期限が切れたもの、用途不明のもの、さらには多すぎる文具も選別して捨てるものをまとめていきます。
次の渡航先によっては、また必要になる可能性があるものも出てきましたが、それを考え始めると迷宮入りしてしまうので、いったん手放すことに。
入居時から収納方法を試行錯誤する中で、「細かいケース分けは私には合わないかもしれない」という部分が見えてきました。そこで、物の“住所”を決めるより、さっと取り出せてさっと戻せるパントリーを作ることにトライしています。
手放すものを分けたら、今度はしまう作業です。引き出し収納は、これまで機能していなかった仕切りの代わりに、ダイソーの「PSクリアケース」を購入。サイズを調べてジャストフィットするケースを使うことで、引き出しの開け閉めの衝撃で中身が動いてしまう問題をクリアしています。
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そして、これまで広めに取っていた真ん中の空間は3段のスチールラックを外し、代わりに棚板を足しました。使用頻度の低いものは、突っ張り棒で作った棚で奥側に収納しています。
結果、食材の段はラベリングが不要なくらい各収納ケースの中身が見えやすくなり、高さも確保できたので出し入れが楽に。明らかに使い勝手が向上しました。
上段は棚板の位置を下げ、それまで真ん中で使っていたスチールラックをこちらに移動。物を減らしたことで以前よりすっきり収まり、一番の問題だった引き出し収納の高さも解決。トキさんがしっかり中身を確認できるようになり、加えてきれいに整理されたことで、夫の「薬どこ?」発言も“撲滅”できそうです。
トキさんの収納見直し術に、コメント欄では「すばらしい!!」「かなり良くなりましたね!」「綺麗に収まりましたね」「私も仕切り板使ってたけどやめた一人です」「きれい好きで努力家の方なのだなと感心しながら観ました」「とても現実的な参考になる動画でした。こっちのモチベも上がります」「私も捨てる片付けるを頑張ろうと思います」といった声が寄せられています。
YouTubeチャンネル「ときの暮らし【30代主婦の国内外転勤暮らし】」では、断捨離や模様替えの様子も公開中。以前には“物であふれた台所”と1年半にわたって格闘した動画が話題になりました。
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動画提供:YouTubeチャンネル「ときの暮らし【30代主婦の国内外転勤暮らし】」
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