GI覇者の全妹がオークス切符獲得なるか スイートピーSで無傷の2連勝狙う

　22年のホープフルSを制したドゥラエレーデの全妹となるマリアイリダータ(牝3、美浦・田中博康厩舎)が、土曜東京10Rのスイートピーステークス(3歳牝・リステッド・芝1800m)でデビュー2連勝を狙う。

　マリアイリダータは父ドゥラメンテ、母マルケッサ、母の父オルフェーヴルの血統。母は未勝利だが、全兄のドゥラエレーデは22年のホープフルSの覇者。3歳以降はダートが主戦場となっており、23年と24年のチャンピオンズCはともに3着だった。また、伯父のサトノダイヤモンドは16年の菊花賞と有馬記念の覇者。馬名の意味由来は「世界選手権自転車競技大会の優勝者に与えられる虹のジャージ」となっている。

　ここまで1戦1勝。今年2月の東京でデビュー。既走馬相手も何のその、中団からしっかりと脚を伸ばし、堂々の差し切りだった。今回は3カ月ぶりの実戦、さらには格上挑戦でのオークストライアル参戦となるが、舞台が同じ東京芝1800mなのは好材料。ポテンシャルは引けを取らないだけに、無傷の2連勝でオークス切符獲得といきたい。