本拠地開催の決勝進出へ痛恨の3失点敗戦も…ビルバオ指揮官「戦わなければならない」

　アスレティック・ビルバオを率いるエルネスト・バルベルデ監督が、マンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。欧州サッカー連盟（UEFA）の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

　ヨーロッパリーグ（EL）準決勝・ファーストレグが5月1日に行われ、アスレティック・ビルバオはホームでマンチェスター・ユナイテッドと対戦。30分に先制点を許すと、37分にはペナルティエリア内でラスムス・ホイルンドを倒したことでダニエル・ビビアンが一発退場となった際のPKからも失点。さらに、45分にも追加点を奪われ、0−3で敗れた。

　試合後、バルベルデ監督は「最初のゴール、あの緊張感をうまくコントロールすることができなかった」と振り返りながら、次のように続けた。

「0−3で負けたということは、相手が決定力のあるプレーをしていたのに対して、私たちがチャンスをものにできなかったということだ。ユナイテッドのようなチームは容赦をしないし、最終ラインでは非常に強固な守備をする。私たちはこういったことから学ぶ必要がある」

　なお、この結果、本拠地『サン・マメス』で開催される今大会決勝に進出することが難しくなったアスレティック・ビルバオだが、バルベルデ監督は8日に行われる敵地『オールド・トラッフォード』でのセカンドレグに向けて次のように意気込みを口にした。

「非常に悪い結果になったことは明らかだが、私たちは戦わなければならない。非常に不利な結果だとわかっているけど、私たちは何も譲るつもりはない」


【ハイライト動画】アスレティック・ビルバオvsマンチェスター・ユナイテッド