プレミア優勝確定のリヴァプール…指揮官が残り4試合でのローテーションを示唆「過去10カ月とは異なるものに」

　リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、今シーズン残りの4試合でローテーションを組む可能性を示唆した。2日、地元メディア『リヴァプール・エコー』が同指揮官のコメントを伝えている。

　プレミアリーグ第34節のトッテナム戦で5−1と大勝したリヴァプールは、勝ち点を「82」に伸ばし、優勝を確定。2019−20シーズン以来となるリーグタイトルを獲得し、通算20回目の王者に輝いた。

　今シーズンから就任したスロット監督の下では、ある程度のメンバーを固定して戦い抜いたリヴァプール。指揮官は今後の4試合で「勝ち続けたい」と優勝が決まっても、勝利への意欲を示したが、「過去10カ月のラインアナップとは異なるものになる」と選手を入れ替えることを示唆し、以下のように続けた。

「全員を変えるわけではないが、数人の選手が加わり、ローテーションを組むことになる。それが理由で負けるとは言いたくないし、今の選手を信頼しているよ」

　続けてスロット監督は、今シーズン出場機会の減少したハーヴェイ・エリオットについて言及。昨シーズンは公式戦53試合に出場したものの、今シーズンは9月に足を骨折した影響もあり、リーグ戦でのスタメン出場はまだない。そんなエリオットにはフルアムやブライアンなど、複数のプレミアリーグのクラブが関心を示していると報じられている。

「ハーヴェイはふさわしい出場時間を与えることのできていない選手の1人だ。彼は他の選手と同様に、優秀な選手たちと競争しており、しばらくケガをしていたこともプレータイムが伸びていない一因となっただろう」

「ケガから復帰した当初の彼は、正直に言って以前とは同じレベルではなかった。でもここ数カ月で彼はその水準に戻ったと感じている。ケガから復帰した時よりも、今の彼の方が好きだよ」


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