デスク環境のステップアップ、いくらかかる? ゼロから始める段階ごとの構築動画が参考になる「それそれ!」

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2025年05月02日 21:13  ねとらぼ

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ねとらぼ

ここから進化させていきます

 5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回はデスク環境を整えたくなるこの春の時期、参考になる「ゼロから始める書斎デスク」の動画を紹介します。


【画像】完成したデスク環境


 投稿したのは、デスク構築やガジェットのレビューなどを発信しているYouTubeチャンネル「家活男子のススメ」さん。動画は2024年7月に公開されたもので、どの程度の投資をしたらどういう見た目になるのか、初期・中期・後期と期間を分けて紹介しています。なお、価格は購入当時のものです。


●デスク構築初期


 デスクといってもさまざまなタイプがありますが、今回は昇降デスクを導入した場合の一例です。投稿者さんはデスク構築を始めた当時、昇降デスクフレームの「FlexiSpot E7」を5万7000円で購入。これに4万9900円のワークトップ「IKEA カールビー」を天板として組み合わせて、最初のデスク環境を作りました。


 この時点ですでに10万円を超えているにもかかわらず、かなり殺風景な環境。夢の“おしゃれなデスク”を目指している人はここで絶望するかもしれませんね。


 しかし天板を妥協して薄いものを選んでしまうと、たわんだり、タイピングなどで揺れてしまったりするため、ある程度厚みがあってしっかりしたものを選ぶ方がいいとしています。


 この初期段階では他に、ノートPCのため、PCスタンド、マウス、キーボードを導入。ここまでのトータル金額が約16万円です。また椅子に関しては、7万円〜くらいのミドルクラスのオフィスチェアを強くおすすめしています。投稿者さんは「GrowSpica Elite」を当時7万9800円で購入しました。


●デスク構築中期


 次の中期段階では、作業の快適性が一気にあがるモニターを追加。投稿者さんは約5万の「BenQ」のPCモニターと、約2万円のモニターアームを導入しました。ここでようやく最低限といった感じの作業環境が整います。


 ここからついにデスク環境に個性が出てくる段階へ。代表的なアイテムとして、左手デバイスやスピーカーがあります。スピーカーを使うためにはほとんどの場合、同時にオーディオインタフェースも必要になります。投稿者さんは約10万円でその3点を追加し、便利なキーパッド「Stream Deck+」やモニターライト、デスクマットなども導入。中期だけで再び20万円を超えています。


 ちなみにデスクシェルフはDIYすることで約3000円に抑えています。機材以外の部分ではそういったDIYの選択肢も頭の片隅に入れておくといいでしょう。


●デスク構築後期


 そして後期は、主に使用アイテムのグレードを上げる時期だと話しています。投稿者さんの場合は、デスクシェルフやモニターアームを違うものに変えたのだとか。細かい部分で見た目を好みに合わせていくなど、試行錯誤でお金が飛んでいきそうです。これがいわゆる沼……?


 振り返ると、各段階で20万円近く消費していることがわかります。実際には徐々に変えていくものとはいえ、デスク環境のステップアップはこのくらいかかると思っておくと、今の予算から届く範囲が見えてきそうです。


 投稿者さんは最後にデスク環境の改善に大きな効果があったものとして、電動昇降式デスクと椅子を挙げています。特に最初の予算は椅子につぎ込んだ方がいいそうです。今回出てきた中で一番高価な椅子ですが、長く使えて作業効率を上げ、体への負担を減らしてくれるメリットは大きい……!


 なお、動画では試行錯誤して使わなくなったものや、ケーブル・コネクター類は上記の価格に含まれていません。またケーブルの整理は「めちゃくちゃ大変」とのことで、おしゃれなデスク環境を目指す方はそのあたりも事前に考えておく必要があるでしょう。


 コメント欄では「素敵なデスクです」「私も椅子(に関する意見)は同意見で私はアーロンを選びました」「みんな通るみち総集編!それそれ!っていうところがたくさんあって楽しいです」「素晴らしい!」などの声が寄せられ、再生回数は記事執筆時点で1万4000回を突破。使用されているアイテムは動画の概要欄からチェックできます。


●さらにおしゃれに進化


 家活男子のススメさんはこの後も自身のデスク環境の改良を続けているそう。デスク裏の壁面に間接照明が追加されたり、モニターが湾曲ワイドのものに変更されていたり、デスク横に緑が追加されていたりとさらにおしゃれに進化しています。


 同チャンネルでは他にも、天板をメンテナンスする動画や、デスク周りのガジェットを紹介する動画などが公開中。情報や日常はX(@idnosusume)とInstagram(@idnosusume)でも発信しています。



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